はまブロ

主に趣味の話のブログ。時々仕事の話やプライベートなど。気が向いたら筆を執ります。

流行りに乗るということ

随分と更新が空いてしまいましたね。

ブログを書く気力はそれなりにあったのですが、ネタがそこまでのものでも無かったからというのが最大の理由です。下書きのまま止まっている記事が2つほど…。こちらはゆっくりと清書していきます。

 

さて、この一月ほどの間に私のポケモンカード事情に大きな変化が起きました。

きっかけは、先日行われたポケモンカード日本一を決める大会、ジャパンチャンピオンシップス(以下、JCS)をニコ生で見たことでした。

JCSでは、これまでの大きな大会同様にレシリザが猛威を振るっていました。ジュニア、シニア、マスターそれぞれの決勝では、6デッキ中4デッキがレシリザという、世はまさにレシリザ時代。

そんな中でも、特に自分の心にグッと来たのが、ジュニアの決勝戦

まさかのレシリザミラーマッチとなり、一方がジラーチ型のレシリザデッキ。もう一方がミュウツー&ミュウ型のレシリザデッキでした。その様子はぜひこちらの動画を見ていただきたい。

youtu.be

 

この決勝戦で惜しくも敗れてしまった準優勝の子のデッキが、非常に興味深かった。

何が良かったかというと、これまでレジリザのデッキではダブルブレイズGXがメインのGXワザとして使われていたのですが、火力は200止まり。6エネを付ければ有無を言わさぬ300ダメージが出せていましたが、最近の傾向ではダブルブレイズGX→フレアストライクで2体倒すような感じでした。(個人的所感)

それに対し、今回のミラクルツインで登場したミュウツー&ミュウは、特性によりすべてのGXポケモンのワザが使用できるというトンでも性能をしており、その恩恵で評価が見直されたポケモンが2つのリザードンGXです。

1つは、去年の夏に発売した、500円のスターターデッキの1つである、炎デッキに収録されていたリザードンGX。こいつは要求されるエネルギーが5枚かつ、ワザを使ったら3枚トラッシュしなくてはいけないというデメリットはありつつも、300ダメージが出せる。このリザードンのワザをミュウツー&ミュウで使うとすると、カキ→エネルギーを手張りで条件を満たせてしまう。

 

もう一枚は、今年の春に登場したファミリーポケカに収録されているリザードンGX

こいつは、4エネで2つのワザを使い分けることができ、1つは140ダメージ、もう一つは300ダメージのGXワザ。このGXワザに注目が集まっており、これまでは6エネを付けないと出せなかった300ダメージが4エネで打ててしまう。つまり、先攻カキができれば、次のターンにトラッシュにこのリザードンがいれば300ダメージが飛んでくるというわけ。恐ろしすぎる・・・。

 

この、2ターン目にして圧倒的火力で押し切る戦い方が自分には魅力的に感じた。というのも、自分はこれまで耐久寄りのデッキで戦ってきたので、常にあと10足りないという悩みにさらされてきた。なので、もう細かいことは知らん!火力で押し切る!というアホ丸出しのデッキで戦ってみたいという欲求に駆られてしまったのだ。

 

というわけで、公式ホームページにて決勝に進んだ方のデッキレシピは公開されたのですが、発表される前に動画を2、3回見直してこんな感じのデッキだったなぁというイメージで作成したデッキがこちらになります。一部アレンジを加えています。

■デッキレシピ

www.pokemon-card.com

 

今回は、本日の池袋のカードショップで行われた大会のレポートを書きたいと思います。

 

0回戦(予選ラウンド)

本日参加した大会ですが、定員が8名と非常に枠が狭い大会で、前回参加した時も10名とか集まってしまい、抽選が行われました。

それがなんと今日は18名も集まってしまい、かなり絶望していました。確率50%切ってるんやぞ?今日はめざまし占い10位だし、まぁ、次のデッキのパーツを集めに来たと思えばいいかぁぐらいの気持ちでいたら、6番目ぐらいに呼ばれました(笑)

そりゃ、もう内心ウッキウキですよ。今日も大会出れるぞー、というそれだけですよ。

いやぁ、マジでよく当たったな。

 

 ※○○回戦 vs ××デッキ 先攻 or 後攻 最終サイド取得枚数(自分:相手) 結果 で記載

 

1回戦 vs 化石デッキ (先) 1:0 ○ (コールド勝ち)

 

ラクルツインで登場したスタジアム"ポケモン研究所"により、一定のポテンシャルを持ちながらもなかなか活躍の場がなかった化石ポケモンたちが動きやすい環境に。

JCSでもラムパルドや、アバゴーラなどといったポケモンの活躍が見受けられました。

 

そんな相手との一戦でしたが、いきなりのテテフスタート。相手の場はテラキオン

この時点では何のデッキかよくわからず、テテフスタートではあったものの、レシリザベンチ→カキの流れはできる手札だったので、安定の初動で様子見。しかし、相手の様子がおかしい。ベンチにポケモンが出てこない。

"ポケモンいれかえ"を使用して試合終了でした(笑)

試合時間およそ3分でケリがついてしまったため、 相手の方からもう一戦フリーでお願いできませんか?と言われたので、対戦することに。その時に初めて化石デッキだと分かりました。結局その対戦にも勝利したのですが、本番で場を展開されていたら少しパニックになったと思います。運に救われました。

 

2回戦 vs レシリザミュウミュウ (先) 6:0 ○

2回戦はレシリザミラー。一番やりたくなかったやつ。先日も友人とやった時にはかなり追い詰められたので、あんまり良い印象ではなかったのですが、相手がテテフスタート、こちらがヒードランGXスタートかつ先攻だったので有利展開に。

手札も、ミステリートレジャー→リザードンGXトラッシュ→ミュウミュウベンチ→テテフ→カキまできれいに決まったので、いつでも殴りに行ける態勢に。

一方相手は、デデンネで何とか手札を入れ替えつつ、レシリザまでは用意したもののその後の策がなく、向こうもカキを使用。なるほど、そう来ましたか。こうなったらこっちの思う壺。グズマで引きずり出し、フレアストライクGXで300ダメージを叩き込んでサイド先行。

その返しのターンに、マーシャドーでやぶれかぶれをされたものの、引いてきたカードにはグズマが。そうとは知らず、向こうも苦しいのかミュウミュウをベンチに置いて育てるプランを取った。ふふふ、それは残念だったな。

グズマでテテフを前に出し、エネを付けて逃げて、パーフェクションでかえんほうしゃ140×弱点の2倍で280ダメージを叩き込んで試合終了。ミュウミュウを見たら安易に出してはいけないというのを友人とやった時に学んでいたので、今回は自分がその経験をうまく生かすことができました。やっぱりこのリザードンGX優秀だな。

 

3回戦 vs ヤドン&コダック (後) 6:0 ○

2回戦目でレシリザミラーをしている隣で、ヤドン&コダックミラーとかいう試合を見せつけられていた自分は、どっちが勝ってもヤドン&コダックと対峙しなくてはいけないのか・・・という重い気持ちで決勝戦を迎えることに。

戦った経験がないので、勝ちへのイメージが想像できなかったのだが、自分の中では

1.レシリザで戦うのではなく、ミュウミュウで殴り勝つ。

2.カスミのお願いラプラスコンボを決められる前に、早めにリセットスタンプで流してしまう(手札にあれば)。

の2点をプランとしていました。一度システムが完成してしまうと止められなくなる上、弱点なのでレシリザを置くと4枚で落ちてしまうという。最悪、カスミのお願いだけでケリが付いてしまいかねないので、早めに流してしまいたいという思いでした。

 

この日初の後攻スタートだったものの、奇跡的にボルケニオンスタートができ、ミステリートレジャー→レシリザトラッシュ→ミュウミュウベンチ→フレアスターターという流れができたので、1番のプランはOK。あとは2番のプランだが、奇跡的にリセットスタンプが2枚手札に。手札を流されなければ、2ターンほど時間が稼げるかもしれないというところまではプランにあった。

が、相手の動きが思った以上に遅く、リセットスタンプを使うことなくグズマヤドン&コダックを落としに行き、その後出てきた小物を永遠とフレアストライクや、リザードンGXのかえんほうしゃで薙ぎ払って試合終了。ほぼ理想的な立ち回りができました。

ただ、相手のベンチにケルディオがいたので、そいつがいつバトル場に出てくるかビクビクしてたのですが、相手の方完全にパニックになってて効果を忘れていたようでした。なんでも、今日が始めての大会だったとか。そりゃ緊張しますよね。

 

というわけで、全勝で優勝となりました。

1試合1試合の試合時間はデッキの関係もあり、10分程度が最長でしたが、かなり集中していたこともあって、へとへとでした。すごく頭を使った気がする。

 

 

本来であれば、ミラクルツイン期間中の新弾バトルは、復活を遂げた新生エルフーンデッキで挑み続ける予定でしたが、せっかく組んでみたんだし、これで出てみようということで早速出た先週の大会でいきなりの優勝(笑)

もちろん、しっかり使えるように一人で1ターン目の動きの確認は何十回とやったし、レシリザの動画もいろいろ見て研究しました。あとは最悪のスタート(カプ・テテフデデンネスタート)だった場合にどうやって切り返すかがポイントになると思って、そのあたりを重点的に練習しました。

 

私がこの1週間で出た大会は3つですが、

優勝

2位

優勝

と、明らかに結果が物語っているように、環境Tire1デッキってやっぱり強いんだなと再認識しました。

自分はどちらかというと流行に乗りに行くタイプではないので、ポケモンカードでもなるべく流行りのデッキは使ってきませんでした。自分が好きなカードを活かして戦いたいをモットーにしてきましたが、時にはこうして流れに身を任せてやってみるのも大事なんだなと。まぁ、強いデッキを持ったからと言って必ず勝てるというわけではないですが。意外にも、自分にはレシリザのスタイルがあっていたのかもしれませんね。

 

ただ!自分はエルフーンで優勝を手にしたい!

そのチャンスは来週まで。来週の大会では必ずやエルフーンで優勝を!