7/4(日)に大宮PAOで行われたシティリーグS3に参加してきたので、今回も自身の備忘録
を兼ねて文字に書き起こしておきたいと思います。
最初に結論から申し上げると、今回は自身最高成績のベスト4になることができました。日々のポケカ生活の中で、シティリーグで結果を残すことを目標に活動をしているので、今回の結果は非常に満足な内容ではありましたが、人間の欲とは恐ろしいもので、あと2つ勝ててたら優勝だったのかと思うと非常に悔しい思いもありました。ですが、後者の感情は今後の活動のバネになるので、今後は今回の成績を越えられるように、また日々のポケカ生活を楽しみたいと感じました。
前置きが長くなりましたが、今回のデッキ選択の経緯、デッキレシピ、当日のマッチアップなどについて記載していけたらと思います。
※マッチアップについては途中からメモを忘れており、若干記憶が怪しい部分がありますがご了承ください。
■デッキ選択の経緯
今回、私が出場することを決めた日程は、イーブイヒーローズ環境の集大成とも呼べる日でした。次の週には新弾発売が控えており、翌週からはレックウザVMAXが環境を荒らしそうな雰囲気がしていました。
そんなイーブイヒーローズ環境はというと、環境トップのデッキが弱点を突き合う闘、悪、超の3すくみになっていました。どのデッキもデッキパワーが非常に高く、自身の弱点デッキに当たらなければ一方的なゲーム展開もあり得るような環境でした。
私も当初はこの3すくみのどれかを使用することを考えていたのですが、いかんせん炎デッキ主体で戦ってきた背景があり、どのデッキも自身にとっては扱いが難しく、辛うじて竜王戦でサイトウ コウセイ選手が使ったムゲンダイナぐらいかなと思っていました。
そこで、この3すくみの外からどの環境トップのデッキに対しても弱点を突いていくバレット形式のデッキに考え方をシフトしました。
まず案として浮上したのが、イーブイヒーローズ発売後に株が上がったニンフィアVMAXにガラルファイヤーVとれんげきウーラオスVMAXを組み合わせたデッキでした。元々はバシャーモVMAXとゼラオラVを組み合わせたタイプのデッキで遊んでいたのですが、思った以上に勝率が良かったこともあり、そこから構築を変えての使用を考えていました。
ただ、シティリーグ1週間前に出たジムバトルで初めて使ってみて、悪くは無いけどデッキの強みを100%活かしきれてないなと感じたのが正直でした(まぁ、1週間前に1回使ったぐらいなら当然だろとも思うのですが)。
バレット型のデッキはやれることが多い分、そのターン、そのターンに的確な動きができないと相手のデッキパワーに押しきられて負けてしまうので、そこを1週間で詰められるかが課題でした。
そんなニンフィアに振り回される少し前に、とあるnoteを見かけました。それがこちらです。
自身がこれまで使用してきた炎軸のデッキであり、かつ現環境トップの3タイプのデッキに対しても回答があるバレット型になっており、内心興味はありました。
レッドパーフェクション+ビクティニVMAXは3月頃まで普通に使っていたので回し方はある程度分かっていたのですが、1つ懸念だったのはブラッキーの進化ラインが増えて、進化ポケモンの多さに振り回されないかということでした。
確かに実際に使用してみると進化ラインがなかなか揃わないこともあり、序盤は回し方に苦戦していましたが、一度慣れてしまうとこれまでよりも確実に強い動きが出来ているのが実感できました。
過去の経験と、新たに得たブラッキーVMAXの力であれば、意外と戦えるのではないかな?というのが大体シティ3日ぐらい前の話です。
そこからは、自宅で仕事の合間に一人回しをしながら手になじませていき、前日のジムバトルの結果次第で決めるつもりでした。前日のジムバトルは4回戦中3回がれんげきウーラオスデッキでしたが、4-1で終えることができたので完成度はかなり高いところまで来ていることが実感できました。あとは細かい調整をしてこのデッキで戦うことに決めました。
以下にデッキレシピを掲載します。
■デッキレシピ
デッキコンセプト
これまでのレッドパーフェクション+ビクティニVMAXに新たにブラッキーVMAXが加わったことで、先2ダイビクトリーをより狙いやすくなりました。VMAX主体のデッキがかなり増えてきたこともあり、以前にも増してこのプランは相手にとって脅威になったと思います。
また、後攻になった場合でもホラーハウスGXから先攻/後攻を実質入れ換えて戦えるため、その間にビクティニやミュウツー&ミュウ GXの準備をして攻撃に転じることが出来る点も強いです。
以下に採用理由などを記載していきます。
★ポケモン
●ミュウツー&ミュウ GX 2枚 (以下、MM)
TAG TEAMの親分。実力は未だに健在です。
ただ、現環境は黒馬バドレックスが多いため、このカードがバトル場でスタートするのはあまり好ましく無いです。
相手のデッキを見てから出す/出さないの判断が求められます。
●ゲンガー&ミミッキュ GX 1枚 (以下、ゲンミミ)
黒馬バドレックスにも出張しているGX技担当。実際にホラーハウスGXは強いです。このデッキは炎エネが主体なのであまり使う機会は無いですが、ポルターガイストも稀に使います。
悪弱点なのと、TAG TEAMポケモンにしてはHPが低めなので、出来れば早々にクイックボールや巨大なかまどのコストにしてパーフェクションのワザマシンとして使用したいです。
●レシラム&リザードン GX 1枚 (以下、レシリザ)
個人的TAG TEAM最強ポケモン(異論は認めます)。
イーブイヒーローズ環境になって、ブラッキーV、ニンフィアV、リーフィアVに対して、後1ダブルブレイズが通りやすくなったこともあり、今回のシティリーグでも大活躍でした。
白馬バドレックスが減ってくれたお陰で、少しは立ち回りやすくなり、対黒馬バドレックス戦はレシリザで戦うこともプランの1つです。
●ビクティニV-VMAX 2枚-2枚
このデッキのメインアタッカー。先2ダイビクトリーが強いことは言わずもがなですが、中盤以降もしっかりとV、VMAXに対して打点を出してくれます。
ビクティニVは相手のバトルポケモンのエネの枚数次第では中打点を刻めるので、バトル中盤にも活躍します。
●ブラッキーV-VMAX 2枚-2枚
今回から新たに加わったサブアタッカー。主な役割としては特性による相手のベンチポケモンの引きずり出しですが、ダイアークが悪無無で使用できるため、オーロラエネルギー+溶接工で即始動できる点や、160点出せるので終盤のデデンネ狩りや弱点込みで黒馬バドレックスを倒せる点で、このデッキとしては十分にアタッカーにもなります。
地味にブラッキーVのくろいまなざしも入れ替え札を要求させたりするので強かったり。
●ラフレシアGX 1枚
MMの技マシン。後攻1ターン目からオーロラエネルギーと溶接工でワザマシンとして使用できるので、デデンネ、クロバットあたりなら倒せる点が優秀です。レシリザと組み合わせてワザマシンとして使用することで、MMにダメージを与えなければ180ダメージ、ダメージを与えればげきりんで中打点が返ってくるという厳しい選択を相手に押し付けることが可能です。
●ガラルサンダーV 1枚
対ムゲンダイナ、ゲンガーVMAX用のポケモン。こいつがいないとそれらのデッキには勝てないので2枚採用されているデッキも見ましたが、私はそこを後述のふつうのつりざおでカバーすることにしました。
対闘弱点デッキ以外にも、Vポケモンが並ぶデッキに対してであれば170点出せるVアタッカーとして使用できるので、中盤のアタッカーとしての運用も意識したいところです。
●デデンネGX 2枚
●クロバットV 1枚
●ワタシラガV 1枚
お馴染みサポートポケモン達。デデンネが3枚の構築をよく見ますが、ベンチ圧迫がキツいこともあり私は2枚にしました。試合中デデチェンジを最低2回は使用したいので、バトル場スタートをケアして3枚採用はアリだとは思います。
●マーシャドー 1枚
白馬バドレックスが減ったのでだいぶ雪道のケアをしなくてよくなりましたが、雪道インテレオンVMAXが環境に一定数いるのでその時用のサポートとして採用しました。あとは、混沌のうねりがあるとこちらの動きがかなりキツくなるのでそれの対策も兼ねています。
★グッズ
●クイックボール 4枚
●プレシャスボール 3枚
●ポケモン通信 3枚
おなじみボール系統。
このデッキはポケモンの枚数がかなり多いので、ポケモン通信の運用方法がかなりカギを握っているかもしれません。
●ポケモンいれかえ 2枚
●ふうせん 2枚
いれかえアクション枠。ふうせんはレシリザ以外であれば全員逃げエネ0になるので、とりあえず貼っておくことで立ち回りやすくなります。
●ふつうのつりざお 1枚
オリジナルのデッキから変更した枠。初めてオリジナルのデッキを回してみたときに、デデンネや博士の研究でブラッキーやビクティニの進化ラインをトラッシュしてしまうことが多い印象があり、そこを解決するために採用しました。そのほかにも、倒されたデデンネやクロバットを拾ってこれる動きも強いと思います。エネルギーも一緒に山に戻せる点も強いです。
●うねりの扇 1枚
シティ前日に採用することになった1枚。当初はツールスクラッパーでしたが、前日のジムバトルであまり活躍していなかったのでどうしようか悩んでいたところ、知人の方から助言いただき採用することになりました。実際にこのカードは環境に対して有効に働くと思って採用しており、特殊エネルギーを採用するデッキは一撃系統、連撃系統などかなり多いため、初ターンに引けていると1ターン分もらえる可能性はありました。ただ、他に強力なカードがあれば抜いても良い自由枠だと思っています。
●リセットスタンプ 2枚
デデンネ等で巻き込みやすく、試合中1回は使用したいので、多めの2枚採用としました。
★サポート
●溶接工 4枚
炎デッキを使う以上は外せないサポートカードです。4枚入れましょう。
●博士の研究 2枚
ブラッキーVMAXが入ったことで、このカードからブラッキーVMAXを探しに行く動きも出来るようになったので、2枚の採用としました。
●ボスの指令 2枚
本当は3枚入れたいところではありますが、ブラッキーVMAXやワタシラガもあるので2枚に抑えています。
★スタジアム
●巨大なカマド 3枚
最近は少ないですが、不意の頂への雪道採用デッキに対して強く出たいので、3枚採用としています。
余談ですが、炎タイプ以外のデッキを使用していると、好きなタイミングでエネが引けなくてめちゃめちゃストレス感じます。カマドがいかに強いかがわかる・・・。
★エネルギー
●基本炎エネルギー 8枚
●オーロラエネルギー 4枚
オーロラエネルギーはこのデッキの肝であるため、フル枚数での採用としました。
基本エネは炎デッキとしては少ないですが、基本的に少ないエネでワザが使用できるデッキなので、この枚数でも十分回すことはできました。不安な人は1枚ぐらい増やしてみても良いかもしれません(私は慣れてきたので枚数を8枚に減らしました)。
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■当日のマッチアップ
●予選ラウンド
1回戦 vsれんげきウーラオス 5-0 〇 (投了)
先攻MMスタート。相手がメッソンスタートで、おそらくれんげきウーラオスであることは分かったので、デデンネからビクティニとブラッキーを準備して迎撃態勢に入ることに。相手のターンに予想通りれんげきウーラオスが出てきたので、2ターン目にクロバット、デデンネ、博士の研究でビクティニVMAXとブラッキーVMAXを全力で引きに行き見事に成功。ベンチのれんげきウーラオスVを呼び出してダイビクトリーで倒してサイドを先攻。
この動きと、相手が手札にれんげきウーラオスVMAXを3枚抱える大事故を起こしていたのが相まって一気に押し切って勝ち。このデッキの一番強い動きができた良い試合でした。
2回戦 vsニンフィアウーラオス+ガラルファイヤー 2-0 〇 (種切れ)
先攻ガラルサンダーVスタート。相手のバトル場はガラルファイヤーV。初期手札が超絶事故っていて、なんか引け!とトップお祈りしてたらプレシャスボールを引けたので、デデンネからビクティニVをベンチに準備することに成功。ただ、2ターン目に何もすることができず、相手はガラルファイヤーVのエネが溜まってしまった上に、ボスの指令まで抱えていて、ビクティニV倒されると思ったら、なぜかデデンネを呼び出してくれました。さらにはデデンネが倒されずにターンが返ってきて動揺が止まらなかったのですが、3ターン目のトップでまたしてもプレシャスボールを引けたので、2体目のデデンネからビクティニVMAXを引きに行って、いれかえてダイビクトリーでガラルファイヤーを倒して勝ち。
対戦後に話を聞いたところ、ベンチにポケモンが用意できていなかったから倒した返しに190ダメージを受けて倒されるのが怖かったとのこと。こっちはビクティニVしか準備できていなかったので、そこを倒されてたら完全に負けてたと思います。相手のプレイングに救われました。
3回戦 vs3神ガラルファイヤー 0-6 ×
後攻ワタシラガVスタート。この試合も初期手札事故ってて、なんか引け!(そればっかりだな)と思ったらMMを引けたので、手札のポケモン通信からデデンネにつなぐことに成功。ただ、デデンネで引いても何も引けず、先2オルタージェネシス、先3アルティメットレイをデデンンに撃たれて完全に相手のペースに。4ターン目にクロバットをボスの指令で取られて負け。久々に綺麗な3神の動きを見せつけられました。
後攻MMスタート。相手はブラッキーVスタートだったのでゲンガー+ブラッキーのデッキかと思っていたら、ベンチにレシリザが準備されたので、ミラーマッチであることが判明。相手はブラッキーにオーロラエネルギーを付けて番が返ってきました。この試合のターニングポイントはここだったと思います。
私は手札にプレシャスボール、巨大なカマド、溶接工を抱えていたので、後1ダブルブレイズの動きを取れることはほぼ確定していました。そのため、プレシャスボールで山札を確認した際にレシリザを見つけた瞬間にニヤニヤが止まりませんでした。予定通り後1ダブルブレイズを決めて相手のブラッキーVを倒してサイドを先行することができました。
返しのターンにデデンネで山札を引きに行っていましたが、溶接工にタッチできなかったようでそのまま番が返ってきたので、後攻2ターン目にデデンネを倒して4-0に。先攻3ターン目も何も引けなかったようで投了となりました。
めちゃくちゃ久しぶりに後1ダブルブレイズを決められたので、かなりスッキリしました。
5回戦 vs黒馬バドレックス 6-0 〇
じゃんけんに負けて後攻になったのですが、初期手札にはMM、マーシャドー、クイックボール、いれかえがありました。この時、クロバットから始める動きを選択したかったのと、ここまで黒馬バドレックスに一度も当たっていなかったことから、本能的にMMでスタートすることに危機感を感じていました。そのため、"あえて"マーシャドーからスタートすることを選択しました。この判断がこの試合の最大のターニングポイントだったと思います。
予想は的中し、相手は黒馬バドレックススタート。相手からするとマーシャドースタートなのでデッキが読めない中でプレーすることを強要させることができました。後攻1ターン目でトップでポケモン通信を引いたので、MMを山札に返してレシリザを引っ張ってきました。さらにクイックボールでクロバットを持ってきて、計画通りの動きをし、溶接工+手張りで後1ダブルブレイズを黒馬バドレックスに与えてターンエンド。返しのターンにゲンミミが出てきて、ホラーハウスGXをされたのでげきりんで30点与えて、次のターンにフレアストライクでゲンミミを倒しました。
返しのターンに黒馬バドレックスが出てきましたが、ブラッキーVMAXで殴って勝ち。
結果論ですが、初手の読みあいに勝ったのが大きかったです。
この結果、4勝1敗という決勝トーナメント進出も可能なラインの状態で結果発表を待つことに。シーズン1で1度経験しているものの、もう一度あの舞台に立つことができるか非常にドキドキしながら結果を見てみると・・・
ギリギリ予選突破!!マジでひやひやしました。
でもこれでシーズン1のリベンジができると思うとワクワクとドキドキが止まりませんでした。
今、振り返ってみると、前半2戦は相手の事故に助けられての勝利で、3戦目は自分の方が事故って負けて、後が無くなった4回戦から自分の中でもう一段階スイッチが入ったような気がしました。基本的に追い込まれると弱いタイプなのですが、勝ちへの執念というか、プラスの気持ちが前面に出ていたのが結果に結びついたのかなと(だから後半2戦はどっちもダブルブレイズスタートだったのか・・・?w)。
1時間の休憩を経てから決勝トーナメントに挑むことになりました。
●決勝トーナメント
1回戦 vs3神ガラルファイヤー(再戦) 6-3 〇
予選3回戦でボコボコにされた方との再戦となりました。
1回戦の組み合わせはわかっていたので、休憩中にどういうゲームプランで戦うかを考えていました。
予選の時に見えていたカードの情報から、MMが入っていること、アルティメットレイで加速したのが悪タイプであったことなどを考えて、ガラルファイヤー入りの3神バレットかな?というところまでは予想していました。ただ、ドータクンラインが1枚も見えなかったことから、ザシアンとガラルファイヤーで攻めてくるのかなとも思っていました。いずれにしても、今回の私のデッキの場合はリザードンGXを抜いているため、先2で3神を落とすことは難しいと考えていたので、オルタージェネシスは避けられないことはほぼ確定していました。そのため、なるべくデデンネクロバットを出さないでゲームを進めたいというところまでがプランでした。
いよいよ決勝トーナメントスタート。
先攻でビクティニから入ることができました。ただ、相手が3神なのでできればレシリザを置いて育てたいところ。ただどこかでVポケモンが出てくることを考えたらブラッキーを置いておくのが良いかと思い、ブラッキーをベンチに置いてターンを返しました。すると、相手はガラルファイヤーVをベンチに置きました。後1オルタージェネシスも狙っていたようですが、メタルソーサー2枚をデデンネで流していたので、かなりしんどそうな動き。先攻2ターン目でビクティニとブラッキーがそれぞれVMAXできたので、ガラルファイヤーを呼び出してダイビクトリーでサイドを先行しました。返しのターンでオルタージェネシスをされましたが、先攻3ターン目でブラッキーVMAXでデデンネを倒せたので、これでサイドが4-0。かなり優勢にはなりましたが、3神の怖いところはここから捲ってくること。予想通りデデンネをアルティメットレイで取られて4-3となりました。
運命の先攻4ターン目。プランとしてはリセットスタンプから順当に処理をしていくのがありましたが、クロバットがベンチに出てしまっているため、ボスの指令にタッチされた時点でゲームエンドというプランを考えると、のんきなことは言ってられず、このターンで確実に勝ち切る必要がありました。幸いにも、前のターンでリセットスタンプを使用されなかったので手札は十分あり、山札も残り少ない状態でした。
巨大なカマドで山札を見たときに、ボスの指令が2枚あることは見えていたので、出でチェンジで引けるかどうかでしたが、2/15なら勝負するしかないと思い、運命のデデチェンジ!
...届いた!!(5枚目ぐらいでめっちゃひやひやした)
裏のデデンネを呼び出してダイアークでフィニッシュ!初のベスト4進出が決まりました。
この試合に関しては、お互い一歩も譲らない好ゲームで、1つのミスが致命傷になるような試合でした。この勝負を越えられたのは自身にとって貴重な経験となりました。
2回戦 vs黒馬バドレックス 2-6 ×
息つく間もなく、2回戦(準決勝)がスタート。ここからは経験したことが無い世界。並々ならぬプレッシャーがありましたが、お相手もベスト8が最高だったようで、お互い初の決勝進出をかけた戦いになることに。
後攻マーシャドースタート。おそらく、相手は黒馬バドレックスだと思っていたので、手札にガラルサンダーもあったのですが、こちらは出さずにいました。相手はデデンネスタートだったので少しは助かりましたが、こちらもそこそこ手札が事故っていました。ひとまず、オーロラエネルギーをガラルサンダーに付けて番を返し、次のターンに溶接工でエネ加速してブラッキーやビクティニを置いて、マーシャドーを入れ替えてらいめいげりでデデンネを倒して2-0に。相手は順当に黒馬バドレックスVMAXが揃い始め、更にはホラーハウスGXをされたのでどうするかなぁといった感じでした。とりあえずらいめいげりでゲンミミに手傷を負わせて返しのターンでポルターガイストで倒されて2-2に。
ここからのゲームプランとしては、ブラッキーVMAXに進化して、ベンチの黒馬バドレックスを落としに行きたかったのですが、溶接工→クロバットからオーロラエネルギーにタッチできない展開に。ここに関しては、クロバットのドローの際に枚数調整をミスってMMをベンチに置かざるを得なくなってしまったのがプレミでした。
返しのターンに相手のMMが起動し、ボス→ナイトウォッチャーでMMを落とされサイドを5-0にされた挙句、手札1枚の絶望的な状態に。
ただ、神はまだ見放してはいませんでした。トップが溶接工だったのでカマド→溶接工で加速してデデンネにアクセスし、リセットスタンプまでたどり着いたので、ワンチャン止まらないか?とも思ったのですが、手札が両方とも博士の研究でしたとさ(笑)。
エネルギーを引かれて、場に十分なエネが溜まってしまったので、ダイガイストでレシリザを取られて負け。
うーん、オーロラエネルギーに届いてさえいれば、ゲーム展開が大きく変わっていただけにショックを隠し切れませんでした。届きそうで届かなかった決勝への道。ここが今の自分の実力のようです。
★総括
まず、自身最高成績を残すことができたため、結果には十分満足しています。パーフェクションという万能であるがゆえに難しいデッキだったにも関わらず、ほとんどプレミもなくプレイできたのは自身の成長も感じることができた大会だったと思います。
また、対戦していただいた方も皆さんレベルが高く、特に決勝トーナメントは一瞬も気を抜けないゲーム展開が続いて、帰宅後に一気に疲労感に襲われました。このようなレベルの高い大会に参加できたのはとても嬉しく思います。
最後になりますが、今回使用したデッキは自分の中では環境への答えとして握った60枚であり、どのデッキに対してもある程度戦うことができるデッキだったと思います。
既に新弾が発売され、新たにレックウザVMAXなどドラゴンタイプが環境に入ってきますが、このデッキは相手のVポケモン主体のデッキに対して強いプランが存在しているのでこれからも戦っていけると個人的には思っています。
今一度、自分をベスト4に導いてくれたこのデッキに感謝し、これからもCレギュが落ちるまでは炎デッキ使いとして頑張っていきたいと思います。
余談:前日にワタシラガVのレアリティを上げました(笑)。
■おまけ
初のベスト4記念にパシャリ。自分の名前が載ってるって気分がいいですね。
大宮PAOのホワイトボードも記念にパシャリ。シティの時は毎回絵が描いてあって密かに楽しみしています(笑)。今回はヒードランが描いてあって思わず笑ってしまった。