2022/1/13(木)を以って、レギュレーションマーク"C"のカードがスタンダードレギュレーションからレギュレーション落ちするため、思い出を語りながら感謝を述べるブログを書きたいと思います。
レギュレーションCのカードは自身がポケカを始めたちょっと前から始まったレギュレーションであり、TAG TEAMを始めとしてとても馴染みの深いカードたちばかりです。ここで紹介するカードはほんの一部でありますが、思い出とともに振り返っていきたいと思います。
■ポケモン
レシラム&リザードンGX
まずは何と言ってもこのカード。我が魂、レシラム&リザードンGX。大型大会でも2連覇を飾るなど、圧倒的強さを見せつけたこのカードはCレギュレーションを代表するカードと言っても過言ではないかもしれません。
私がポケカに本格参入したのがこのレシラム&リザードンの収録された"ダブルブレイズ"からでした。当時は別のデッキを使っており、環境Topに君臨していたこのデッキはむしろ大嫌いだったのですが、2019 ポケモンジャパンチャンピオンシップスでジュニア準優勝の子が使用していた、ミュウツー&ミュウGXと組み合わせたレッドパーフェクションを見てから見方がガラっと変わりました。(下記デッキ)
単純に火力だけでガンガン攻めていくデッキではなく、相手によってアタッカーやワザを変えながら戦うスタイルに感銘を受け、そこから私のレシラム&リザードンとの戦いが始まりました。
Aレギュレーションが落ち、Bレギュレーションが落ち、何度も形を変えながら私をシティリーグベスト4まで連れて行ってくれたこのカードには感謝しかありません。"ダブルブレイズGX"を宣言した回数では他の人にも負けないと思います。
今までたくさんの戦いをありがとう、そしてお疲れ様。
ミュウツー&ミュウGX
レシラム&リザードンGXの登場から3ヶ月ほど遅れて登場したこのカード。自身の持つ技はGX技しかありませんが、自分のベンチのGXポケモンもしくはトラッシュにあるGXポケモンの技をコピーして使えるという反則レベルの強さを持ち、様々なGXポケモンとコンビを組んで大会で大暴れしました。トラッシュでも可というのが、これまで見向きもされなかったGXポケモンにスポットを当てるきっかけとなりました。大型大会でも炎タイプと合わせたレッドパーフェクションが優勝を飾って、このカードもCレギュを代表するカードだったと思います。
SRを1枚だけ自引き出来たので使ってましたが、今考えたら2枚揃えても良かったかなと。URだったら友人がタッグオールスターズから引いてましたね。
初のTAG TEAMポケモンとして登場したこのカード。看板ポケモンの名に恥じることない性能、活躍を見せました。
Bレギュレーションが使えた環境までは、カプ・コケコ◆や、サンダーマウンテン◆と合わせて後攻1ターン目からフルドライブで攻撃していく電光石火なスタイルで、他のデッキを圧倒していました。また、GX技はバトル場とベンチポケモンに大ダメージを与えることが出来るこの技で、サイドを一気に4枚、5枚と取り進めていくのは非常に強力でした。私は友人のピカチュウ&ゼクロムGXデッキにサイド6枚取りを2回もされたので未だにトラウマです。
そんなピカチュウ&ゼクロムも登場から2年後の大型大会で見事に優勝を飾っています。現ポケカ四天王のサイトウコウセイさんが相棒ポケモンとして優勝に導きました。今の環境では連撃ウーラオスを始めとする闘タイプの台頭によってやや下火ではありましたが、頂への雪道やカプ・コケコVMAX、後述のライチュウ&アローラライチュウGXなどと組み合わせながら一気に捲っていくデッキがシティリーグで結果を残していました。最後の最後までTAG TEAMの看板ポケモンとして活躍を見せてくれてありがとう。
前述のピカチュウ&ゼクロムGXのデッキで活躍していた1枚。条件付きで火力アップ+確定マヒは相手のデッキによってはかなり刺さるものとなっており、リセットスタンプなどと組み合わせて相手に何もさせないターンを生み出して勝つ戦略は最後の最後までピカチュウ&ゼクロムGXデッキを支えるキーになっていました。GX技も実は火力が出る技になっているので、Bレギュまで使用できたエレキパワーと組み合わせて、TAG TEAMを一撃で仕留めるなんてこともよく見た光景でした。
SAのイラストはとても可愛くて地味に好きなカードでした。
ルカリオ&メルメタルGX
攻めのTAG TEAMがピカチュウ&ゼクロムGX、レシラム&リザードンGX、後述のアルセウス&ディアルガ&パルキアGXならば、それらと対である守りのTAG TEAMポケモンとして環境の中心に居続けました。大型大会の決勝戦では必ずと言っていいほど、このルカリオ&メルメタルGXを採用したデッキが登場していたような記憶があります。
そんな守りに徹したデッキが上述の攻めのデッキに対して勝てるはずが無い、と思い込んでいたのですが、それが覆ったのが2020 チャンピオンズリーグ東京でした。レシラム&リザードンGXの3連覇がかかるこの大会で、やはり決勝戦まで駒を進めたこのカードを主体とするデッキと、3連覇のかかるレシラム&リザードンGXが対面しました。弱点不利のため、圧倒的にレシラム&リザードンGX側が優位かと思いましたが、なんと勝ったのはルカリオ&メルメタルGX側でした。この結果に全ポケカプレイヤーが驚き、感動したと思います。この戦いは数ある大型大会でも1、2を争うベストマッチだと個人的に思っています。有名な「グズマだっ!!」の解説もこの戦いが発祥ですね(笑)
CL東京決勝戦!!チャンピオンズリーグ2020東京【#ポケカ/対戦動画CL東京2020】 - YouTube
ゲンガー&ミミッキュGX
ピカチュウ&ゼクロムGXと同時期に登場した本カード。技もそこそこ強いのですが、このカードの真骨頂はなんと言ってもGX技。実質先攻/後攻を入れ替えるような効果となっており、最近では黒馬バドレックスデッキに1枚採用して、後攻2ターン目からでも黒馬バドレックスVMAXを複数枚立てるプランが取りやすくなっていました。まぁ、先攻/後攻入れ替えるのはズルだわ。HPが他のTAG TEAMと比べるとやや少ないのが懸念材料ではありましたが、それ以上の活躍を見せてくれました。
TAG TEAMポケモン最後の看板ポケモン達にして、最強とも言われたアルセウス&ディアルガ&パルキアGX。このカードの登場によりポケモンカードは新たな時代を迎えることになりました。
アルティメットレイはダメージこそ中打点の火力ですが、自身の場のポケモンに好きなようにエネルギー加速が出来るという非常に強力な効果を持っていました。が、問題はそこではなくGX技。基本効果はゲーム終了時まで相手のバトル場のポケモンに与えるダメージが+30されるというもので、昔で言うこだわりハチマキを、最近であればスターバースに収録されるこだわりベルトを自身のポケモンが常に付けている状態。さらにマズいのが条件を満たせばワザのダメージで相手のバトルポケモンをきぜつさせた場合にサイドを1枚多く取るというもの。やってくれたなぁ、クリーチャーズ。これには全ポケカプレイヤーが頭を抱える事態となりました。このGX技によって、相手のデッキのメインアタッカーを相手にせずに、デッキのメインエンジンであったデデンネGXやクロバットVを2体ベンチから引きずり出して攻撃して勝ちとかいうクソゲーが始まりました。これによる被害を最も受けたのは非GX/Vを主体とするデッキ。本来であれば倒されても取られるサイドが1枚であるというメリットを生かして戦うデッキのはずなのに、このカードの登場のせいでサイドレースに勝てなくなり、環境からみるみる非GX/Vを主体とするデッキが姿を消しました。
そんなこのカードも大型大会では全く勝つことが出来ませんでした。そう、みんなこのデッキの対策カードを積んでいるから。強すぎるが故にメタられ過ぎて無冠の帝王としてイジられ続けました。2021/11/3までは。この日に行われた、Cレギュが使える最後の大型大会にて見事優勝しました。ここまで長かったです。あれだけヘイトを集めていたこのカードをメインとしたデッキですが、最後は多くのポケカプレイヤーに感動を与えてくれました。お前はいいやつだったよ。
でも、アルセウスVSTARお前は許さない。
自身が一番好きなポケモン、ポッチャマがカメックスと手を組みカード化したTAG TEAM。ポッチャマ好きとして使わないわけにはいかないというわけで、試行錯誤しながらデッキを組んで、なんとかジムバトルで優勝出来たのはいい思い出。よく行くカードショップに自分以上のポッチャマ好きの方がおり、その人が白馬バドレックスと組み合わせてシティでベスト4になっていました。カードへの愛情は通じるんだなと思った瞬間でした。
まさかのリザードン2枚目のTAG TEAM化。レシラムはどうした?(あいつはあいつでゼクロムと2回目のTAG TEAM化)
最近の環境でこそマリィなどの手札干渉の影響で技の効果が強く発揮できませんでしたが、デデンネGX等を倒しながら好きなカードを3枚も持ってこれるのはとても強かったです。
草タイプデッキの要として存在していたモクロー&アローラナッシーGX。レシラム&リザードンGXの全盛期こそ日の目を浴びることは少なかったですが、ソード&シールドシリーズでゴリランダーが登場してからは一定の需要のあったカードです。自身も何回かお世話になりました。スーパーグロウのみ目が行きがちですが、忘れたころに飛んでくる追加効果ありのトロピカルアワーGXもなかなかに強力でした。
スターターデッキ出身のTAG TEAM 。出た当初はGXポケモンがメインの環境だったので、ブラックランスも一定の強さがあったのですが、V環境へのシフトで徐々に見なくなっていきました。
しかし、ガラルファイヤーVの登場により状況が一変しました。このカードの最大の特徴はなんと言っても追加効果ありのGX技。一撃ポケモンも驚きの一撃必殺で相手のバトルポケモンを気絶させる上に、次の相手のターンにトレーナーズを使わせないとかいう鬼畜さ。当時は条件を満たすハードルが高すぎてほとんど使われなかったのですが、ガラルファイヤーVと組み合わせることにより、比較的簡単に条件を満たせてしまうという。悪パーフェクションとして大活躍を見せた大型大会もありました。
ファイヤー&サンダー&フリーザーGX
最後の最後でメッソンラインを駆逐する目的でレッドパーフェクションデッキに採用されることになったこのカード。技を使用するための要求エネルギーの種類が多いので、上級者向けのカードではありましたが、HP300という耐久力と、GX技での山帰りでなかなか相手に思うようにサイドを取らせないように戦うこのカードメインのデッキとも複数回対戦したことがありました。相手にするとめちゃくちゃ厄介でしたね。
メガミミロップ&プリンGX
今でいうことろのゲンガーVMAXのような技を持ったこのカード。サンムーン環境の全盛期では大体どのデッキにも入っていたような記憶があります。当時であればダブル無色エネルギー+カウンターゲインで即起動できる点も強み。溶接工でも即起動できるので、自身も何度か助けられたことがありました。
GX技も地味に強力で、相手のバトル場を縛りながらベンチに200ダメージというのはワンチャンスを生み出してくれることもありました。
デデンネGX
ポケカプレイヤーがデデチェンジを宣言した回数と、このポケモンがボスの指令(ないしはグズマ)で呼び出された回数を誰か統計取ってくれと言わんばかりに、誰もが使用し、また誰もがチェックメイトの指定先に選んだポケモン。
私はデデンネGXのいない世界線を知らないので、このカード抜きでデッキを回していけるのか不安しか無いです。実際にデデンネ抜きで新レギュのデッキを回していますが、まぁ回らないですよ。博士の研究使ったらボスの指令使えねーんじゃ!
デデカスとか言って悪かった、間違いなくお前がナンバーワンの活躍をしていたよ。酷使して悪かったな。ゆっくり安め。
ヒードランGX
炎デッキの頼れるGXポケモン。特性で場のエネルギーを好きなだけこのポケモンに付け替えることができたので、ダメージを負ったポケモンを逃がしながらのアタッカーチェンジや、ベンチに貯めておいたエネルギーを一気に付け替えて大ダメージを与えることもできました。かゆいところに手が届く、そんな表現がこのカードには合っていたかもしれませんね。
エルフーンGX
初代相棒カード。ポケカに本格参入した時のパックに収録されていて、SRを当てたことから運命を感じてそこから使い始めるように。コインを投げて表なら相手の技のダメージを受けないというインチキ特性を持っており、コインで裏さえ出さなければ無限の勝ち筋があるロマンカード。コイントスで掴み取った勝ち試合も数多くありました。ただ、無人発電所がキツすぎて途中から使うことを諦めました。最後まで使ってあげられなくてゴメンな…。
GX技も非常に強力でターン消費してしまうことを除けば5枚も好きなカードを手札に加える動きは強かったです。リセットスタンプ、ジャッジマン、マリィは許さない。
ルール外の楽しみ方として、エクゾディア5枚を手札に揃えて勝ちなんてドッキリをしていたYoutuberもいましたね(笑)
次のスターバースでエルフーンVSTARが登場するので、使ってみたいですね。
リザードンGX
ファミリーポケカからまさかの大出世。その特徴は何と言ってもGX技。シンプルに300ダメージとだけ書いてありますが、それでいいんです。今でこそVMAXポケモンがメインとなった環境なので300ダメージでは倒しきれないですが、TAG TEAMが主流だったころにはこのカードで数多ものTAG TEAMを粉砕してきました。そう、3神お前だよ。
先攻2ターン目から300ダメージが出せるというのを相手にチラつかせるだけでも十分な強みがありました。
ファミリーポケカ出身ということで、一時期4000円ぐらいした記憶があります。自分はもう少し早い段階で購入していたので半分ぐらいで済みましたが。
ラフレシアGX
VMAXクライマックスの前にCSRが実装されたドリームリーグにて収録されていたこのカード。最初は何が強いのか分かりませんでしたが、前述のミュウツー&ミュウGXの技マシンとして非常に使い勝手の良いカードでした。2エネで最高180ダメージが出せるので、後攻1ターン目から後述の溶接工などを絡めながら使用する事ができました。GX技もどーしてもというときにワンチャンス掴むのに一役買っていました。
自分はパックからこのカードのHRを引いたのでずっと使っていました。本当はCSRが良かったけど。
オドリドリGX
まさかの出世GXポケモンその1。
出た当初は、このカードどこで使うんだよ(笑)なんて馬鹿にされてましたが、蓋を開けてみたらめちゃくちゃ使われてました。特に非GX/Vを主体とするデッキでは。ポケカって3枚引くと意外と解決できてしまうことが多いので、条件付きとはいえ3枚ドロー出来るのは馬鹿に出来ないんだなと言うことを学ばせていただきました。
クチートGX
まさかの出世GXポケモンその2。アルセウス&ディアルガ&パルキアGXの相方がザシアンVを主体とする鋼タイプに変わってから1枚入っているデッキが増えました。特性自体は非常に強かったのですがどうしても置物感が強く、出た当初はなかなか日の目を見る機会が少なかったです。ただ、対ムゲンダイナや対白馬バドレックスVMAX、マホイップVMAXなど最近は活躍の幅は広く、アタッカーとしての活躍も見られました。
ジラーチGX
まさかの出世GXポケモンその3。元々ミュウツー&ミュウGXがはびこっていた環境ではデッキによって入れている人がいましたが、出世するきっかけになったのは連撃ウーラオスVMAXの登場がきっかけでした。このポケモンの特性は、超タイプの弱点を持つポケモンに対して有効なので、超タイプが弱点である連撃ウーラオスVMAXでは、対黒馬バドレックスデッキ対策に入れることで戦いを5分に持ち込むなんて方が多く見受けられました。タッグオールスターズに収録されたSRの絵(上記)は結構好きでした。
ケルディオGX
初代アルセウス&ディアルガ&パルキアGXの相棒ポケモン。3神ケルディオなんて言われていました。GXポケモンが主流だった時代にはこのポケモンを壁にするだけで相手のダメージは受けずにすむとかいうなかなかに嫌らしいことをしてきました。しかも、自分は相手にかかっている効果を計算しないでダメージを与えられるので、当時流行していたフーパに対しても打開策があった点が非常に強力でした。
ベンチにいるだけでいつでも自身の魂と引き換えにスタジアムをトラッシュ出来るという超優秀な非Vポケモン。これの後にバケッチャなんて出されても響かないって。
後述の無人発電所、混沌のうねり、頂への雪道などの対策のために、大体どのデッキにも1枚は採用されるという多忙なポケモンでした。
後攻を取ったときの炎デッキのエンジンと言えばこのポケモン。最近、同じようなテキストで超タイプ版のクレセリアが登場しました。
私自身もこのカードには大変お世話になり、特にブルーの探索型のレシラム&リザードンGXデッキの際にはこいつでスタートできるかがカギとなっていました。
自身で攻撃することも決して弱くはなく、条件付きで110ダメージ出せるので、ザシアンVなら弱点込みで射程圏内でした。
ミュウ
連撃ウーラオスの登場でベンチをボロボロにされたデッキがこぞって採用に走ったこのカード。元々一定の需要はありましたが、連撃ウーラオスが流行りすぎたせいで一時期ほぼ全てのデッキで採用されることに。すると今度はクイックシューターインテレオンとチャーレムVでエクストラターンを生成されるカモにされるなど、ある意味可愛そうなカードでした。
Cレギュ落ちで連撃ウーラオスもベンチバリアから開放される!と思いきや、スターバースにて新たなベンチバリア(正しくはなみのヴェール)のマナフィが収録されることとなり、連撃ウーラオスを始めとするベンチ狙撃デッキは依然としてベンチバリア対策に頭を抱えることになるのでした。
Bレギュで先に卒業したズガドーンGXといい、ズガドーンは悪いことしかしてないというのが個人的な印象。一時期大量発生して地獄のようでした。
デッキの要だったジラーチ、火打石がレギュレーション落ちしてからはデッキの安定性や瞬間火力の出しづらさから下火になっていきましたが、Cレギュで強化された炎タイプ用のカードが総動員されたデッキでした。
季節外れのクワガタを大量発生させることになった元凶。まさかCレギュの最後の方になって再び輝くとは誰が思うかよ(笑)
ポケモンでありながら、特定の条件下でエネルギーにもなるという原作さながらの再現。こういうのもポケモンカードのいいところですよね。
ちなみに、開発者の方曰く、コイキングやヒンバスは原作に忠実にする目的でHP30以上にはならないだろうとのこと。
比較的最近まで好んで使う人がいるぐらいにスペックのあったこのカード。2進化という点を除くとアホみたいな火力は出るし、取られるサイドは少ないしで非常に強力でした。
今度のスターバースにて同じ特性をもったルカリオが登場します。1進化の分、多少テキストは下降修正されていますが、アルセウスVSTARが主流となるのであればワンチャンスあるかも?
最初の頃に水デッキを組んだ際にキーカードとしていたこのカード。山札の上から6枚見たら2枚ぐらいは付くだろの感覚で毎回特性を使っていたのですが、まぁそう上手くはいかないですよね(笑)
芸人の域に達すると0枚ヒットを連続して出せるようになるみたいです(実体験談)。
悪いことをしまくったせいで、スタンダードレギュレーションから一足先に追放されていたこのカード。何がマズイって勝手に気絶して相手にサイドを取らせて、後述のリセットスタンプと合わせて序盤から相手に何もさせない
上述のズガドーンが流行っていた時代にどのデッキにも大体1枚は採用されていたこのカード。ズガドーン狩りに一役買っていました。
友人がトレーナーズリーグに出る際に、ルカリオ&メルメタルGXデッキに入れるのを忘れていたことに気づき、たまたまその日に持っていた自分が貸したら見事に3位になっていました(多少は活躍したようで)。
ちなみに2位は自分でした(笑)
嫌がらせデッキとしてちょっとだけ使ったことのあるこのカード。ワザ“ベロベロらんぶ”はポケモン版トリシューラとのことで、私は遊戯王はそこまで詳しく無いのですが、同じようなテキストを持ったカードが遊戯王にも存在していたようです。いつだかの大型大会で上位にいたことがあるぐらい、やりたいことがハマると相手に何もさせないのは非常に強力でした。
今はレギュレーション落ちしたジラーチ◆と組み合わせて大暴れしていたカード。Bレギュレーション終盤では多くの非GXデッキがこのカードを採用してアルセウス&ディアルガ&パルキアに抗っていました。あまり買う人がいなかった名探偵ピカチュウのパックからしか出ないこともあり、一時期ちょっと高騰したことでも有名。友人はなぜか4枚ぐらい持っていてちょっと美味しい思いをしていました。
私は思い入れはあんまり無いのですが、友人が初めて優勝した新弾バトルで使っていたのでピックアップ。ゴリゴリに山を削って戦うとか僕は怖くて出来ないです(笑)でも、1エネで技が使える点は非常に優秀でしたね。
■グッズ
リセットスタンプ
グッズのCレギュ代表といえばコレ。良くも悪くも様々なドラマを生み出しました。登場前まではジャッジマンに怯える生活でしたが、こいつが出てからはその比じゃ無くなりました。後述の無人発電所やソード&シールドシリーズで登場した頂への雪道とのコンボでロックしてからの巻き返しデッキも数多く存在しましたね。
散々悪いことをしてきたこのカードですが、それはポケカプレイヤー万人に共通なので、このカードを失った世界線でどうやって戦っていくのかが非常に不安です。早くNを再録してくれ。
プレシャスボール
お次はこのカード。サン&ムーンシリーズを代表するGXポケモンをノーコストで手札に加えることができるという破格の効果を備えたカード。これだけ強いテキストを備えていながら、当時はスターターデッキにのみしか収録されておらず、しかも2枚しか入っていなかったことから一枚あたりの単価もそれなりにしました。最近でこそポケモンVが主体のデッキが多くなってきたので採用率こそ落ちましたが、私は最後までレッドパーフェクションで使用し続けました。今までありがとう。
タッグコール
お次もサン&ムーンシリーズの終盤に登場したグッズながら、特定のデッキでは最後まで活躍したカード。テキストには「TAG TEAMのカード」と記載があるので、何もTAG TEAMポケモンだけではなく、後述のTAG TEAMサポートまでサーチできてしまうスグレモノ。しかも2枚まで。かの有名なプレイヤーは言いました、「1枚が2枚になるカードが弱いはずがない」と。まさにその言葉通りの強さだったと思います。
ポケモン通信
ネストボール、ハイパーボールを失った世界線でまさかの活躍を見せることになったカード。一時期1枚800円ほどにもなるぐらいに数々のデッキに入ることになりました。ハイパーボールが帰ってくるまでの間は進化ポケモンを手札に加える手段が少なく、このカードに頼らざるを得なかったんですよね。
なんでもいいけど、山札に戻しておいて対象ありませんはちょっとどうなの?って思っていました。
炎の結晶
このグッズは、最近こそあまり使われなくなったものの、一時期大暴れしていたズガドーンデッキを始めとした炎デッキのキーパーツになっていたカード。トラッシュの炎エネルギーが3枚も手札に戻ってくるなんてズルにも程があります。そのまま溶接工→手張りで即始動なんてことも多々ありましたし、ズガドーンデッキに至ってはそのまま3枚トラッシュで150ダメージ分の弾にも出来ていました。今考えても恐ろしいな。
グレートキャッチャー
グズマがレギュレーションから落ちて、ボスの指令が収録されるまでの間に確定でベンチポケモンを引きずり出す事ができたカード。引きずり出されるのは大抵デデンネGXでしたが。最近はVポケモンが主体となってしまったので日の目を浴びることは無くなりましたが、ソード&シールドシリーズの中盤までは3神デッキなどで重宝されていました。ちゃっかりURを持ってました(笑)
リーリエのピッピ人形
どうしても1ターン凌ぎたいときに前に差し出すポケモンとして重宝したグッズ。倒されてもサイドが取られない身代わり人形なので、主に守り主体のデッキや非Vのデッキなんかに数枚採用されていました。印象的なのはルカリオ&メルメタルGXデッキでマオ&スイレンでの入れ替え先として前に差し出したあとに、自身の効果で山下に戻ってザシアン再登場→ブレイブキャリバーの動きが綺麗だったこと。回復とブレイブキャリバー連打の両立をしていたのは見事でした。
Uターンボード
Bレギュレーションに存在していたエスケープボードの代わりとして採用が見込まれていたグッズ。しかし、最近のポケモンは大体が逃げエネ2が多いため、ふうせんの採用が優先されてしまいました。効果自体は非常に強力なので、ミュウやアメイジングジラーチに付けて特性を使うなんて動きが理想的だったのでしょうが、結局ほとんど見ることはありませんでしたね。
■サポート
溶接工
バグレベルの強さを備えたサポートカード。エネルギーを2枚まで加速できて、その上3枚カード引けるとか強いことしか書いてないです。このカードのせいで炎デッキは一気に環境トップに上り詰めることになりました。
また、このカードの強いところは特に縛りが無いこと。後に出てきた“メロン”はVポケモン限定になっており、溶接工でやりすぎたことを反省しているのかと思ってしまったレベルです。
「エネ加速?溶接工でよくね?」もこれで最後かと思うと悲しくなります。毎ターン手張りなんて俺には出来ないよー。
余談ですが、ノーマルレアのカードからは想像出来ないガテン系ねーちゃんが中身だったことを知ってビックリしたプレイヤーも多かったはず。SRの溶接工もいいですが、自分はTRのこの絵が一番好きでした。イケメンにいちゃんのSRもなかなか良かったけどね。
ブルーの探索
条件が限定的とはいえ、非常に強力なテキストを備えたサポートカード。特性を持つポケモンが入らないデッキでは、デメリット無しで好きなトレーナーズを2枚手札に加えることが出来るというチート級の強さでした。
レシラム&リザードンもその恩恵を受けたデッキの一つでしたし、TAG TEAMのカードとは非常に相性の良いカードだったと思います。
SRを買おうか迷ってるうちに、ポケカバブルが到来して手出し出来る値段では無くなったのはちょっとした思い出です。
グズマ&ハラ
師弟コンビのサポート。これ一枚でスタジアム、ポケモンのどうぐ、特殊エネルギーを持ってこれるので、序盤の展開には大活躍していた一枚でした。
シロナ&カトレア
別荘持ちコンビ(?)のサポート。トラッシュからサポートを回収できる点も強力ですが、その上で3枚ドローできる点も非常に強力でした。
マオ&スイレン
アローラ女子コンビのサポート。上記2種類のTAG TEAMサポートと比べると、耐久寄りのデッキでしか出番はありませんでしたが、入れ替え効果とHP回復効果は非常に強力でした。今度のエクストラバトルで配布される新イラストもなかなか良かったですね。
ジュジュベ&ハチクマン
あまりに悪さをしすぎてスタンダードレギュレーションから追放されたカードその2。このカードのせいで一時期LOデッキが大流行してしまい、ポケモンカード混沌の時代が訪れました。
「あれもこれも対処できないなら、LOで勝てばいいじゃん」の思想がはびこり、実際に結果を残しまくったせいでポケモンカード本来の楽しみが失われていったことから、流石に運営もテコ入れを行った模様。お前が消えてからは平和だったよ。
ナツメ&ハチク
更生して帰ってきたTAG TEAMサポート。テキストが発表された当初から強いなとは思っていましたが、悪パーフェクション、3神デッキなどに採用されていました。ジムプロモだけあってなかなか入手しづらいカードでしたが、お店が大量に配ってくれたので助かりました(笑)
エリカのおもてなし
Cレギュレーションを代表する大量ドローが期待できるカード。特に非GXのデッキでは手札を切らずに大量ドローをする目的で数枚採用されていました。連撃テンタクル使いの方曰く、シロナの覇気では枚数が足りないとのこと。失って気づく強さですね。
友人がポケモンセンターで買ったタッグボルト3パックから引き当てたこともちょっとした思い出。
マチスの作戦
散々悪いことをしてきたサポートカード。そして、カントーのジムリーダーで唯一SRになれなかったカード。書いてあることは非常に強く、特に終盤一気に捲るタイプのデッキには1枚採用されていることが多かったです。
また、最近こそ見なくなりましたが、LOデッキには2、3枚採用されており、1ターンで山札を10枚ぐらい削られたこともありました。まぁ、散々悪いことしてたけど、自分もちょっとお世話になったのであまり文句は言えないですね。
■スタジアム
巨大なカマド
炎デッキを圧倒的強さに押し上げた最後のカード。このスタジアムの登場で、溶接工での2エネ加速が圧倒的に楽になりました。特にトラッシュにGXポケモンを送る必要のあるレッドパーフェクションデッキとは相性抜群でしたね。
こいつを多用しすぎたせいで、エネルギーは簡単に手札に持ってこれるというバグ感覚としばらく付き合っていく事になりそうです。
こちらもエネルギーを簡単に持ってこれたカード。巨大なカマドと違ってどのタイプのエネルギーでも手札に加えることが出来たので、多くのデッキで採用されていました。一時期1枚900円ぐらいしてた時代があったなぁ…。
頂への雪道の前任者。ポケモンVが登場するまではほぼ全てのデッキに採用され、カプ・テテフGXやデデンネGXの特性を止めるのに一役買っていました。こいつのせいで俺のエルフーンGXは…(泣)
混沌のうねり
前述の無人発電所、それからソード&シールドシリーズで登場した頂への雪道がキツイデッキには間違いなく採用されていたカード。特に入れるスタジアムが、ないなーって時に真っ先に浮かぶスタジアムでもあったと思います。
登場した当初はポケモンに関係あるんか?って思ってましたが、ダイヤモンドパールのミオシティの図書館でこのカード名について触れらていました。
「初めにあったのは混沌のうねりだけだった
全てが混ざり合い中心に卵が現れた…(以下略)」
ダイパリメイクの伏線はここから始まっていたのかもしれません(そんなことない)
■エネルギー
ウィークガードエネルギー
最後の最後でとんでもない活躍をしたカード。出た当初こそそこまで使用されていませんでしたが、ミュウVMAXデッキでは悪弱点をカバーするために必須級のカードとなりました。このカード、登場した次のパックですぐに再録されたことでもちょっと有名。
今後はこのカードに頼らずにミュウVMAXデッキがどうやって悪タイプのデッキと戦うかが非常に楽しみですね。
トリプル加速エネルギー
進化ポケモン限定ではありましたが、一気に3エネ加速が出来るこのカードは、Aレギュで存在していた、ダブル無色エネルギーが無くなってからは多くのデッキで採用されていました。有名どころだとリザードンVMAXのキョダイゴクエンでのトラッシュコストにしたり、マッドパーティーデッキの4枚目以降のツインエネルギーでしょうか?ニンフィアVMAXにも採用してダイハーモニー即始動なんてことにも使いましたね。今後はダブルターボエネルギーがその代わりを担ってくれることでしょう。
===
長くなりましたが、以上になります。
本当にCレギュレーションのカードは今も環境の中心にいるものが非常に多いと思いました。特にTAG TEAM GXは非常に強力なGXワザを備えていたものが多く、多くの人がその強さに恩恵を受けたり、苦しめられたと思います。
いよいよ明日からは新しいレギュレーションが始まります。GXワザの代わりに新たに登場するVSTARパワーがまた環境を盛り上げてくれることでしょう。私も新しい相棒と新レギュレーションを楽しみたいと思います。