はまブロ

主に趣味の話のブログ。時々仕事の話やプライベートなど。気が向いたら筆を執ります。

‘’慣れ‘’と‘’衰え‘’

物事っていうのは大抵やっていれば慣れるものだし、やらなくなったら衰えるもの。

 

学生時代に部活でスポーツをやっていた方なら理解しやすいと思うが、最初は全く出来なくても3年もやってれば大抵のことは出来るようになる。また、既にそのスポーツを引退している方であれば、今やったら当時と同じパフォーマンスを発揮するのは難しいだろう。体がなんとなく覚えているので、少しリハビリすれば感覚を取り戻せるかもしれないが、やらなければ人間忘れていくものだ。

 

今日はこの‘’慣れ‘’と‘’衰え‘’という観点から自分のことについて紹介したいと思う。

 

これまでいくつかの記事で私は理系出身の人間であることを紹介してきた。理系を選んだのは単に算数(数学)が好きだったからである。

理系を選んだ経緯はさておき、理系の特徴として「頭が固いやつが多い」だとか「勉強ばっかりしてそう」といったイメージを持たれる方が多いかもしれない。あながち間違ってはいないが、今日紹介したいのはそこではない。

「女子が少ない」

 

理系に女子が少ないというのはきっと脳科学的なこととか色々理由があるとは思うが、それにしても比率を疑うレベルである。

 

ここまでで、私がこの記事で何を言いたいか理解いただけたかもしれない。

今日のテーマは「女性への‘’慣れ‘’と‘’衰え‘’」である。(前フリなげーよ)

 

理系の道に進んだのは高校2年生のとき。その時から、理系/文系に別れてクラスが組まれたわけだが、高2の時はクラス40人に対して女子10人だった。

自分には凄く衝撃的だった。今まで男女比が平等だったのに、この時からバランスが崩れたのである。周りを見ても男子、男子、男子、時々女子である。

元々、女性に対する苦手意識が少しあったので、この比率になってむしろ居心地が良くなったとは思う。だが、それと引き換えに女性と会話する機会が大幅に減ったことは紛れも無い事実である。

 

高2のときはこれでもまだマシだった。高3になるとクラスから女子が消えた。これは数学Ⅲ/Cを選択した人だけが集まった結果である(ちょっとうちの高校のカリキュラムは特殊でした)。

「あれ?うちの高校って共学だったよね?」という疑問を残しつつも、こうなってしまっては仕方がない。プチ男子校を味わうことになった。

以来、大学に進んでも理系だったため、女性との関わりがほとんど無いままに二十歳を迎え、そして今に至る。

 

するとどうなったか?

女性に恐怖心が芽生え始めたのである。

何を大袈裟な、と思う方もいるかもしれないが、私は大事な青春時代をむさ苦しい男の環境で過ごしてきたのだ。その時、その時の女性界隈でのトレンドを知らないどころか、思考も全く読めない、挙げ句の果てにはどう接して良いかが分からなくなった。‘’衰え‘’どころの騒ぎではない。

大学生の時からこの状況を打破したいとは思っていたが、いかんせん環境が悪い。大学生活では無理そうだったし、バイト先も同年代の女性があまりいなかった。

それでも、社会人になればなんとかなるだろ、という甘い考えがあったので、深刻には悩まなかった。結果、技術職が多く集まるオフィス勤務になったため、女性は圧倒的に少なく問題解決に至っていないのだが。

 

とはいえ、今は多少同期との交流(と言っても昨年辞めてしまったのだが…)とか、周囲の人達のお陰で多少感覚を取り戻しつつはあるので、数年前に比べれば随分と苦手意識は減ってきた。とはいえ、初対面の相手はまず無理だろう。

 

というわけで、現在私と交流のある女性の皆さん、どうか暖かい目でこれからも交流を続けていただけると幸いです。なんか利用してるみたいな言い方になって申し訳ないですが…。