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pochama-hamachan.hatenablog.com
ちょっと間が空いてしまいましたが、2日目について書いていきます。
・Day 2
5:35
平日用のアラームを切り忘れていたために、いつもの時間に起床してしまいました。おはようございます。
さすがに、早すぎるので1時間後にタイマーをセットし、再び夢の中へ。
7:00
今度こそ本当におはようございます。1時間の2度寝もなかなか。スッキリしました。
さて、この日は10時に博多駅に集合と言われていたので、集合時間までだいぶ時間があります。こんなことなら朝食付きにすればよかったなと思いつつ、特にすることもないので、いつも通りスマホゲーのログインを片っ端から済ませ、フジテレビ系列にチャンネルを合わせてめざましテレビを見ていました。我が家はめざましテレビ派なのです。あともう一つどうでもいい情報を記載しておくと、めざましテレビのお天気お姉さんが割と好きです。3つも年下というのがちょっと信じられないですが。
話が逸れました。
やはり10時というのは長く、あまりにやることが無いので人生初の朝シャンをしてみました。私には今一つ何がスッキリするのかわかりませんでしたが(笑)
それでも時間が余ったので、本日の旅行先を簡単に予習しておくことにしました。
今回の福岡旅行でどこに行きたいかを事前に聞かれていましたが、前回が佐賀方面だったので、逆側の北九州方面に向かうか、南に行って大分方面に向かうか、などを考えていましたが、北九州を通過して山口方面に行き、そのあたりをフラフラ観光しようということになりました。同期もそっち方面はあまり行ったことが無いとのことでそのような流れに。
あとは、彼女のたっての希望で、「関門海峡を徒歩で渡ってみたい!」とのことだったので、それはちょっと面白そうかもと思い、その計画に乗ることにしました。
9:40
さすがに朝ご飯を食べずに行動するのは体力的にしんどそうだったので、ホテル近くのファミマでおにぎりを1つ購入してエネルギー補給。あとは水分も調達しました。
9:50
10分前に博多駅に到着。基本的に時間はしっかり守るタイプです。
すると、10分ぐらい遅れるとのLINEが。まぁ、いいだろう。もともと時間にはルーズだったからな。こうなることは予想できていたさ。
15分経ったぐらいに同期登場。前回の旅行以来の再会なので1年半ぶりぐらいですかね?相変わらずの様子でした。結婚してちょっと服装が落ち着いたかな?ぐらいの印象でした(後にわかりますが、この直観は正しかったです)。
感動の?再会もそこそこに、この日のプランを簡単に説明してもらいました。どうやら特急列車に乗って"門司港"まで向かうようです。電車で移動というのもなかなかオシャレ。
そういえば、結婚おめでとうを言っていませんでした。早めに言ってあげなくては。
私「あ、そういえば結婚おめでとー!」
同期「ありがとー、あとね、実はオメデタなの。みんなには内緒ね。」
私「???、え!?」
ちょうど、エスカレーターに乗っていたからよかったですが、マジで固まりました。オメデタってあのオメデタだよね?
なるほど、再開直後に来ている服が随分とおとなしくなったと思ったのはそういうことか。ちょうど、彼女が来ていた服はこんな感じでした。
俗に言う、マタニティワンピースというやつですね。
なぜ、すぐに気づかなかったのかとも思いました。そして、確かにバッグにはマタニティマークのキーホルダーが。これはドッキリではなく、リアルなやつだとそこで確信しました。
さて、リアルなことだということまで理解できました。頭も少しは冷静になってきました。ですが、新たな問題が。
「妊婦のエスコートの仕方なんて知らんけど!?」
もっと言うと、女性のエスコートの仕方もほとんど知らないです。今回の旅行のために少しだけ予習はしましたが、明らかに予習の範囲を超えています。足し算の予習をしてきたはずなのに、いきなり累乗の問題を出されたような気分です(例えがよくわからん)。
さて、どうしましょう。そもそも動いて平気なの?とか、暑さ大丈夫なの?とか、どれぐらいサポート必要なの?とか、冷静になればなるほど様々な疑問が湧いてきました。正直、旅行どころじゃないです。
とりあえず、電車に乗り込んだのでいろいろと話を聞いてみます。まぁ、プライバシーに関わることなので大部分は省略しますが、
・既に安定期に入っている(安定期ってどんな状態なの?という疑問はありました)。
・デキ婚ではなく、入籍まで決まっていたので、先に妊活だけしていたらあっさりできてしまった。
・先月まではつわりが酷く、何もできない状態だったけど、現在は食事も平気で取れるまでに回復したから今回の旅行は心配ない。
とのことでした。
ひとまず、旅行は全然問題ないとのことだったので、そこは安心しましたが、人の奥さんを預かるどころか、その子供の命まで預かることになってしまったので、気を抜くことはできません。最新の注意を払って行動しなくてはいけないと思いました。
色々と話し込んでいたら、あっという間に門司港駅に到着です。事前に調べていたように昔ながらの駅舎といった感じが非常にオシャレでしたね。埼玉の深谷駅に少し近い感じですかね?ただ、深谷駅と違うのは駅の前に広がる海!埼玉県は海無し県なので、久々に見た気がします。
ここからはこんな感じで移動します。
まずはフェリーに乗って福岡県→山口県に移動し、唐戸市場で昼食を取り、今度はバスで関門海峡前まで移動し、関門海峡地下を徒歩で渡り、最後にトロッコ列車に乗って門司港駅まで戻るというルートです。観光用にこういったルートが整備されているのは良いですね。
という事で、早速フェリーに乗船です。フェリーとかいつぶり?小5か小6の時に乗ったのが最後かな?
ボートみたいなやつなら、高2の修学旅行で沖縄に行った時に無人島までの移動手段で乗ったけど。
いざ、フェリーに乗船!フェリーには1階と2階がありましたが、2階はかなり濡れるとのことだったので、さすがに体冷やすのはよくないと思ったので1階へ移動。でも、これはこれで波とほぼ平行に座っているのでなんとも不思議な気分。
そうこうしているうちに定刻になったので出発!段々と速度が上がるにつれて揺れる船内!そして、飛沫を上げる波!久々にテンションが上がってしまいました。(↓こんな感じ)
奥には本日のメインである関門海峡も見えますね。(実際にはその下を通るのだけど)
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、10分ほどで山口県側に到着しました。
時間的にお昼ちょっと前だったので、ここらで腹ごしらえを。唐戸市場に移動です。
ここに来て思いましたが、私はこういう市場に来るの初めてで、関東なら築地(今は豊洲ですが)辺りが有名ですが、行ったことはありませんでした。
入ってみると、やはり市場。魚の匂いが凄いです。そして、奥の方に行ってみるとそこには新鮮な寿司のネタが!マグロやうなぎ、サバ、たまごまで幅広く用意されています。
なんでも、タッパーに好きなネタを取って、いろんな店の味を比較するのが楽しいのだとか。確かに、あちこちに寿司ネタを置いている店があります。ただ、私の場合はいろんなお店の食べ比べをするよりも、好きなネタを色々なお店からかき集めて食べることにしました。
最終的に3店舗ぐらいで購入したのがこちら。
ホタテ(串)、マグロの頬肉、カニクリームコロッケ、たまご、ホタテ、中トロ、サーモン、マグロ(赤身)の計8品です。これだけ買っても1000円ぐらいだった気がします。回転寿司よりはちょっと高いイメージですかね?
ただ、ネタの方はさすが市場!新鮮さが違う!とても美味しくいただきました。
ちなみに、下関はフグが有名でフグ汁なるものがありました。正確にはふく汁なのですが(福とかけているようですね)。
私は飲みませんでしたが、同期曰くかなり美味しいらしいので、下関に行く方はぜひ食してみてください。
腹ごしらえも済み、海岸沿いで少し海風を浴びて休憩したところで、いよいよ関門海峡に移動します。今回はバスを使用しましたが、徒歩で15分ほどらしいので、あまり暑くない時であれば歩いて向かうのも良いかもしれませんね。移動中の景色もなかなか良かったですよ。
さて、バスを降りてみると何やら福岡県側に向かって大砲が置いてあります。
※↓この写真、個人的にかなり気に入ってます(笑)
長州砲と言うそうです。150年ほど前に関門海峡を渡る外国船に向かって砲撃した際に使用されたものだとか。関門海峡をバックにすると迫力がありますね。
また、ここ下関といえば壇ノ浦の戦いが有名ですね。以前、大河ドラマにもなったようで、その時の主演だったタッキーの手形がありました。あとは小泉孝太郎とか。
↓今では貴重かもしれませんね。
すこーしだけ歴史に思いを馳せたところで、いざ!関門海峡へ。
でっかく看板も出ておりました。
ちなみに、人は通行料タダですが、自転車やバイクは50円かかります。維持費ですかね?
エレベーターで下に降りてみると、目の前にあったのは果てしない直線!こんな直線今まで見たこと無い!
一度歩き始めたら福岡側に着くまで休憩ポイントが無いので、しっかり休んでから出発しました。よーく見ると少しだけ下っています。なので若干歩きやすい。けど、ずーっと直線が続いているものだから全然進んだ気がしませんでした。しかし、後ろを振り返るとそれはそれでまた直線の光景が広がっているわけで。なんとも不思議な気分でした。
さて、15分ほど歩いた頃でしょうか?いよいよ感動の瞬間がやって来ました。
そう!県境の登場です!日本でも海底で県境を跨げるのはここだけとのこと。貴重な経験です。
県境を跨いで写真を撮ったりとそれっぽいこともできたので満足です。
さて、後半戦。今度は若干の上りになります。とはいえ、そんなに急こう配ではないのでスタスタ歩いていたらあっという間に反対側に到着です!改めてこの道歩いてきたんだなぁとしみじみ。トンネル作ってくれた人ありがとう。おかげで貴重な体験が出来ました。
そして地上に出てみると、先ほどの山口県側が向こう岸に見えます。この距離を地下を歩いて渡ってきたのですね。また、下の写真のスポットは夜になるときれいにライトアップされるとかで、カップル向けのデートスポットなんだとか。我々はカップルではないのでサラッとスルーしましたが。
さて、ここまで来ると旅も終盤に差し掛かってきます。ここからは、トロッコ列車に乗って門司港駅に戻ります。
↓実際に乗った列車
約20分ほどの短い時間でしたが、海風を途中に浴びながら童心に帰った気持ちで楽しむことが出来ました。小さいお子さんがいる家庭なんかにはオススメできる移動手段だと思います。
さて、門司港駅に戻って参りました。時間は約15時、あっという間ですね。時間的に今から博多に戻るとちょっと早いというのと、我々の当初の目的の1つであった、瓦そばを食べたいということで、門司港レトロに有名な瓦そば屋さんがあったので、立ち寄って食べることに。今回の旅で何が食べたいか?と聞かれたときに、昔テレビで見た瓦そばが山口では有名だったことを思い出したので、なかなか食べる機会もなさそうということで候補に挙げましたが、福岡側でも食べられるんですね。
注文して出てきたのがこちら。一人前でこの量です。15時のおやつにしてはちょっと多くない?
ただ、実際に食べてみると、かなりあっさりしていて、2人でペロッと食べることが出来ました。瓦に接していた部分はパリパリで、そうでない部分はモチモチしているという初めての食感を体験することが出来ました。
瓦そばと、周辺のレトロな街並みを満喫したところでいい時間になってきたので博多へと帰還します。かなりゆったりながら色々と楽しむことが出来ました。
特急電車に揺られること1時間ほど。博多駅に戻ってきました。つい2時間ほど前に瓦そばを半人前食べたばかりですが、せっかく福岡に来ているので何か有名なものを食べたいところ。前回の福岡旅行ではもつ鍋を食べました。あと私が知っているところだと水炊きなんかもありましたが、夏に食べるにはちょっと向いてないですね。
すると、同期から福岡(博多)は焼き鳥も有名とのことを聞いたので、手軽に食べられるということもあり焼き鳥屋へ。
中に入るとカウンターに通され、席の前には焼く前の様々な串が置いてありました。どれも美味しそうです。肉系をメインとしながら野菜の串もしっかりいただきました。
普段は地元の焼き鳥屋さんのものしか食べないのですが、こういったお店で食べる焼き鳥も非常に美味しかったです。
食べてる最中は本当にどうでも良い内容から、私の真面目な相談まで、3時間永遠と喋ってました。本当に気の合う人や昔からの友人ではない限り、私の性格上ずっとは喋れないので、異性ではありますがいい友人だなと。一応誤解無いように言っておきますが、過去も現在も何も無いです(笑)。まぁ、今なんかあったら人として終わってますが。
という事で、2日目は以上です。色々なことが経験でき、まさかの展開もありましたが、ここまで観光を楽しめたのは久しぶりでした。
3日目は福岡県内の観光です。(記憶が新しいうちに早く書かなきゃ…)