はまブロ

主に趣味の話のブログ。時々仕事の話やプライベートなど。気が向いたら筆を執ります。

2/15(土) シティリーグ@カードショップ竜星のPAO大宮店

(月一でポケカの大会レポートを記録するブログになってきたな・・・)

 

どうも、お久しぶりです。

さて、今回もポケカのシティーリーグシーズン3に当選し、先日参加してきたのでそのレポートになります。

なんだかんだで毎回当選してるの凄い・・・。

シーズン1の結果はこちら。

pochama-hamachan.hatenablog.com

 

シーズン2の結果はこちら。

pochama-hamachan.hatenablog.com

 

今回のシティーリーグは、最新弾「VMAXライジング」が発売されてから1週間後の大会となりました。

新たなVMAXポケモンたちが登場したことで環境にどのような変化が起きるのか、はたまたこれまで通りのTire1デッキが結果を残すことになるのかが注目ポイントでした。

これまで、シーズン1、2とレシリザをエースにしたデッキで戦ってきましたが、今回のVMAXライジングの登場で私の中でレシリザで戦うことに限界を感じ始めていました。

理由は以下です。

1. 御三家VMAXポケモンのHPが軒並み300越え

レシリザの強みと言えば、230ダメージや300ダメージを早いターンから与えて勝負を決めに行く動きができることです。それが、HP300を超えたVMAXポケモンを迎えることで、2回の攻撃で倒す必要が出てきました。これはレシリザにとっては相当辛いです。これまでも3神ザシアンなどを一撃で落とせずに返しに大ダメージが飛んできてやられるパターンがあり、レシリザにとって更に向かい風になったような気がしました。

 

2. 新たなる強力非Vポケモンの登場

今回の新弾で非Vで強そうなポケモンがいくつか登場しました。

まずは、ガラルサニゴーン。

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自身が与えるダメージは少ないですが、強力なのはその特性。

"バトル場でワザのダメージできぜつした際に、コインを投げて表ならワザを使ったポケモンをきぜつさせる。"

TAGやVMAX環境において、1-3交換は強すぎます。確定ではないとはいえ、コインに怯えながら戦うのは御免です。(ん?)

 

2枚目の注目カードは、ドラパルト

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こちらは自身で与えることのできるワザのダメージがそこそこありつつ、かつ強力な特性を持っています。

"ワザのダメージを受けるとき、コインを投げて表なら、このポケモンはワザのダメージを受けない。"

あれ?どこかで見たようなテキストですね。そう、こいつと同じ特性なんです。

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しかも、非Vなので、取られるサイドは1枚でOK。その代わり2進化なので、そこそこ準備には時間がかかるのが難点ですが、これが2~3枚並んでしまうとこちらとしてはキツいものがあります。コインに怯えて戦うのは嫌なんじゃ。

え?お前もエルフーンを使ってたじゃないかって?だからこそじゃないですかー。コインでかわす強さは誰よりも知ってますよ。

ちなみにどちらも超タイプなのが優秀な点ですね。カラマネロなどと合わせることで、エネ加速には困りません。

 

上記の理由からレシリザを断念したわけですが、そうなると何を使うかが問題になります。そこで候補に挙がったのが今回使用したインテレオンVMAXです。

今の環境でよく見る型としては大きく3つだと思っています。

1. モスノウ型

2. 3神型

3. 妨害特化型

 

どれも特徴があるのですが、私が魅力に感じたのは3番の妨害特化型でした。いわゆるコントロールデッキというやつですね。これまで火力重視で戦ってきて、初のコントロールデッキではありましたが、インテレオンVMAXが非常に強力な性能をしているので、今回はそれに賭けることにしました。 

今回のデッキはあまり他の方のデッキレシピは参考にせずに、独自の構築となりました。デッキレシピは以下になります。

 

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www.pokemon-card.com

 

それでは、以下に採用理由などを記載していきます。

 

ポケモン

●インテレオンVーインテレオンVMAX (3枚ー2枚)

このデッキのエース。Vの時点で1エネ40ダメージを出すことができるのが非常に優秀。VMAXになると、1エネ60ダメージを出すことが可能になるだけでなく、相手のバトルポケモンに付いているエネルギーを1枚手札に戻すことができる効果まで持っています。このワザが非常に強力です。

また、ダイバレットも3エネが必要になりますが、バトル場に160ダメージ、ベンチに60ダメージを与えることができます。これらのワザを使い分けて、相手のテンポを乱しつつ、ダメカンをばら撒きながら戦うのが理想です。

40、60、160の足し算を正確に行う必要があるので、そのあたりが少し難しかったです。

 

フリーザーGX (1枚)

 このデッキのコンセプトが相手のテンポを乱すことであり、前述のハイドロスナイプでエネを剥がしたり、後述のクラッシュハンマー、エール団のしたっぱでのテンポロスが間に合わない場合にGXワザの「コールドクラッシュGX」で相手のバトルポケモンに付いているエネルギーを全て飛ばします。特に溶接工を擁する炎系統のデッキや、カラマネロ型の超デッキ、ピカゼクなどに後半使用できると意外と止まることがありました。

まぁ、このカード入れたきっかけはGXマーカーひっくり返さないのはもったいないからなんかないかなー?というしょうもない考えだったのですが(笑)。

 

●メッソンージメレオンーインテレオン (4枚ー4枚ー3枚)

このデッキの潤滑油、かつサブアタッカー。ジメレオンに進化することでトレーナーズを1枚手札に加えることができ、インテレオンに進化することでトレーナーズを2枚手札に加えることができます。この流れから必要に応じたカードを回収していくことになります。大抵は、ジメレオン→マリィの流れで、さらにそこからインテレオンにつなげることでカスタムキャッチャーなどにタッチして勝負を決めに行くのが理想です。

また、2エネでバトル場のポケモンに120ダメージ、ベンチに20ダメージを与えることができ、こちらもインテレオンV-VMAXと合わせてダメカンをばら撒きます。

 

グッズ

●クイックボール (4枚)

とにかく、メッソンを並べなくてはいけないので、最大枚数投入しています。

 

●しんかのおこう (2枚)

進化デッキなので必要となるカード。この1枚からジメレオン→マリィの流れができるのは強いです。

 

●クラッシュハンマー (4枚)

インテレオンVのお供に添えたいカードその1。後攻1ターン目で成功すれば実質先攻がもらえたようなものであり、中盤に成功すれば一気に相手のペースを乱すことができます。ただ、体感4割の成功でした。コインは信じない。 

 

●いれかえフロート (2枚)

ポケモンいれかえの枠ですが、本デッキは水タイプのポケモンしか入っていないので、だったら20回復できるこっちの方がお得じゃんとなりました。

 

●たっぷりバケツ (2枚)

VMAXライジングで登場した新グッズ。エネルギーの枚数を少なめにできたのもこのカードのおかげでした。モスノウ型であればこのカードから一気にエネ加速ができるのが強みですね。

 

●エネルギー回収 (1枚)

エネルギーが8枚しかないうえ、クラッシュハンマーを採用しているデッキが多いことから1枚だけ採用しました。山札からエネルギーが無くなったらトラッシュから拾ってくればいいじゃない。

 

●ともだちてちょう (1枚)

このデッキはとにかくマリィでデッキをガンガン回すことがコンセプトなので、中盤にこのカードでマリィを2枚デッキに戻すことができると最大6回の使用が可能になります。相手からしたらたまったもんじゃないでしょうね(笑)

 

●大きなおまもり (1枚)

基本的にはインテレオンVMAXに装備してHP350として戦いますが、あまり確定数が変わらないのが悩みどころ。あと10多ければ色々と確定数ずらせたのですが、上手く調整されていますね。

 

●グレートキャッチャー (1枚)

ばら撒きデッキなので、終盤に手負いのデデンネをはじめとしたGXポケモンを引きずりだして勝ちを狙いに行きます。2枚使うことは無かったので、1枚のみの採用としました。

 

●カスタムキャッチャー (4枚)

このデッキの最大の課題である、ミュウを引きずりだすために採用しています。ベンチバリアをされてしまうとこのデッキの強みが半分以下になってしまいますからね。また、単品で使ってもわりとおいしい場面がありました。グレートキャッチャーと併用してフィニッシュを決めたいですね。 

 

●リセットスタンプ (2枚)

おなじみリセットスタンプ。このデッキでは、エール団のしたっぱ→リセットスタンプで要求値を増やすことができるのが強みでした。 1枚にするかは悩みどころでしたが、中盤、終盤と2回使えるとかなり止まる機会があったので、2枚採用としました。

 

サポート

●マリィ (4枚)

このデッキの唯一のドローサポート。かなり強気な構築ですが、実際にこの4枚でもかなり回すことができていました。前述の通り、ともだちてちょうと合わせて最大6回使用することを想定しており、相手も毎ターンマリィを使用されて相当嫌がっていたと思います。ザシアンのふとうのつるぎで引いてきたカードをそのまま下に戻せるのはかなり強い動きだった気がします。

 

●エール団のしたっぱ (3枚)

妨害カードその2。クラッシュハンマー、ハイドロスナイプ、エール団のしたっぱのすべてが決まると一気に3エネ剥がすことができます。が、ほぼマリィを使用していたので、あまり使用する機会がなかったのも事実。2枚に減らしてその分をシロナやエリカのおもてなしに変更した方がよかったかもしれません。

 

●マオ&スイレン (1枚)

3枚目の入れ替え札、かつ回復カード。せっかくのVMAXポケモンの体力の多さを活かすのであればこのカードの採用は必要でしょう。オルタージェネシス込みのブレイブキャリバー×2はさすがに無理ですが、それ以外のダメージであれば大抵は確定数をずらせるはずです。大きなお守りもこのカードとうまく合わせられれば効果を発揮できました。

 

スタジアム

●戒めの祠 (2枚)

現在の環境にまだまだ存在するMMやピカゼクなどのGXポケモンを投入したデッキに対して圧力をかけに行くことができるスタジアムです。"ちりも積もれば山となる"でこのデッキと相性が良かったので2枚投入しました。

 

無人発電所 (1枚)

こちらも対MMやピカゼクなどへの対策として入れているカード。多くのデッキに入っているデデンネ封じも兼ねています。 

 

エネルギー

●基本水エネルギー (8枚)

 このデッキの性質上、あまりエネルギーを必要としないので、3-3-2で運用できるように8枚としました。一応、エネルギー回収があるので、Max10枚構想で戦うことになりました。回してみた感じでは多すぎず、少なすぎずといったところでした。

 

 

■当日のマッチアップ

今回は100人定員の大会でしたが、当日枠全通過の97名で行われました。多いですねー。ベスト32までがポイント配布対象、ベスト16が決勝T進出でした。

 

○予選ラウンド

1回戦 vsピカゼク 0-3 ×(種切れ)

大事な初戦。今回はシーズン1以来の参加となる友人(@symphonius_ryo)と共に参戦したのですが、1回戦のマッチングが発表されて確認すると・・・
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浜ドーナッツ vs あるけみー

・・・は?なんかの間違いだろ、連番だし。もう一度確認するも、そこには友人の名前が。これにはお互い大笑いでした。が、内心困ったのは私の方です。お互い手の内がバレているうえに不利マッチ。絶望しかありませんでした。

じゃんけんに負け、後攻インテレオンVスタート。手札が明らかに悪い。そのうえ、先2でフルドライブを決められインテレオンVを落とされてしまいます。後続はメッソンのみ。手札にはカスタムキャッチャ―×2とジメレオンがあったので、狙うはカスタムキャッチャ―でライライを呼び出し、マリィからのクイックボールからのフリーザーGXでライライを前で縛るプラン。が、当然そんな都合よくいくわけがなく、そのままジメレオンが落ちて試合終了。

ピカゼクとだけはやらないように願ってたのに、よりによって身内のピカゼクと当たるとか・・・。なんて日だ!

ちなみに、彼はこの後4-2の成績で28位になりました。おめでとう、今度は負けない。

 

2回戦 vsモルペココケコドール 3-6 ×

先攻インテレオンVスタート、相手はカプコケコVでスタート。ベンチにはモルペコもいたので、すぐに人形デッキと判断できました。ピカゼクばかりを意識していて完全にこのデッキの存在を忘れていました。こいつも不利マッチじゃん。

後攻1ターン目でエレキパワー込みのスパイクドローで100ダメージ与えてきて、後攻2ターン目でも同じことされてインテレオンVが気絶。スパイクドロー強すぎない?

何とかマリィなどでテンポを遅らせるも、不利マッチなことが響き、押し切られて負け。終盤のリセットスタンプが刺さったかと思いきや、博士の研究を引かれていたのでどうしようもなかったです。

 

3回戦 vs炎MM(?) 6-3 〇

本日初のマリガン、しかも3回。先攻インテレオンVスタートで相手はロコンスタート。この日初の有利マッチ。1ターン目にエネが引けないものの、2ターン目でVMAXに進化してハイドロスナイプやクラッシュハンマーでテンポを取れました。一方の相手はマリガン3枚の結果が炎エネだった?ようで、デデンネを使ったときに大量にエネルギーが落ちていきました。とりあえずヒードランGXが出てくるも、ハイドロスナイプ×2回で落とすことに成功。また、戒めの祠でベンチのデデンネにもしっかりダメカンを乗せつつ、試合を進めることができました。終盤にMMが登場し、ブースターGXのGXワザでトラッシュのエネ×20のダメージでインテレオンVMAXが落とされましたが、返しにカスタムキャッチャ―×2からの後続のインテレオンVMAXのハイドロスナイプ+戒めの祠でデデンネを狩って勝ちました。ちょっとひやひやしました。

ちなみに、お相手の方は高校生ぐらいでしたが、カードゲームにこなれているのか、パッパと行動してくるから変に調子を狂わされました。ちょっと生意気だったし・・・。

 

4回戦 vsエースバーンVMAX 2-6 ×

マリガン1回。後攻メッソンスタート。後攻1ターン目にいれかえフロートなども絡めてインテレオンVで攻撃を仕掛けることができましたが、メッソンが育たず、手札が枯渇して完全に機能停止状態に。こうなってしまうと辛くなり、相手はひたすら溶接工で手札を増やしつつ、後続の準備を整え始めました。カスタムキャッチャー単品からなんとかジメレオンにタッチできましたが、時すでに遅し。辛うじてエースバーンを1体落とした返しにウッウのスピットシュートでベンチの手負いのインテレオンVMAXが落とされて試合終了。このデッキの1番悪いところが目立った試合でした。

有利マッチだっただけに勝ちたかった・・・。

 

5回戦 vsガラルサニゴーン 1-5 ×(種切れ)

後攻メッソンスタート。手札にジメレオンはありましたが、メッソンが倒されたら試合終了の辛い状況。HP70だったことが功を奏し、先2種切れで負けることはありませんでしたが、マリィで引いてきたカードがあまりよろしくない。一方で相手はひたすらカラマネロラインを整え始め、メインデッシュのサニゴーンが登場。一か八かインテレオンVMAXでサニゴーンを倒すと・・・「表」。現実は無情なり。そのままベンチのメッソンも狩られて種切れで終了。裏だったら後続が育ってなかったので可能性はあったかもしれませんでした。完全に今までの仕打ちを受けた気分です(笑)

 

6回戦 vsインテレオンVMAX 1-0 〇(種切れ)

この日初の女性プレイヤー。女性プレイヤーは素直に環境デッキを握ってくれるイメージ(失礼)。

ただ、前までの試合で席が近かった記憶があり、たしかミラーマッチだったはず・・・。そこはお相手も気づいていたようで、試合前から「お互い気まずい試合になるかもしれませんねー」なんて話してました。

先攻インテレオンVでスタート。相手はユキハミ。やっぱりインテレオンじゃーん。

ただ、このマッチだと不利なのはこちら側。相手は私のデッキと違い、早くに160+60をばら撒きにいくタイプのデッキなので、早々にケリを付けないと危険と判断しました。が、相手はユキハミに手張りで終了したので、先攻2ターン目でVMAXに進化して、ハイドロスナイプで60ダメージ与えて試合終了。なんかすみません・・・。気まずい試合にはなったけど(笑)。

ちなみに、エルフーンのスリーブを使ってたので試合開始前にそのことについて触れて談笑してました。エルフーン好きに悪い人はいない。

 

★総括

ということで、結果は2勝4敗で71/97位でした。

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いやー、不利マッチを前半に2連続で踏んだのが全てだった気がしますが、やっぱり雷に勝てない(不利)デッキはダメですね。

あとは、これまで溶接工に頼ってきたばっかりに、エネ加速ができないことと、手札が枯渇することに永遠と悩まされました。もう少しドローカードを増やしてもよかったかもしれません。

 

今回のデッキは、割と自分の中では使ってて楽しかったので、それはそれでよかったのですが、やっぱり溶接工ってカードは偉大なんだと気づかされた大会でした。もう少し時間があったらエースバーンデッキで臨んでいたかもしれないですね。

 

次のシティリーグはおそらく環境が大きく変わっていると思いますが、当選したら今度こそ結果を残せるように頑張りたいです。