はまブロ

主に趣味の話のブログ。時々仕事の話やプライベートなど。気が向いたら筆を執ります。

1/13(月) シティリーグ@カードラボ秋葉原ラジオ会館本店

先日、ポケカのシティリーグシーズン2に参加してきたので、そのレポートです。

シーズン1に続き当選したので、新環境に慣れないまま参加することになりました。

シーズン1の結果はこちら。

pochama-hamachan.hatenablog.com

 

そもそも、新レギュレーションに突入し、何を軸に戦っていくかも決めていない状態で当選してしまったので、何のデッキを使うかで悩んでいました。

最初は先日の愛知CLでも猛威を振るっていた3神+ザシアンVのデッキでも使おうかと思っていたのですが、1箱で当たらず、追加でちょこちょこパックを買っても一向に引けないので諦めました。だって、1枚2000円弱もするカードを4枚も揃えたくないし・・・。

じゃあどうするかとなった時に、シーズン1でも愛用していたレシリザが候補に挙がりました。ただ、レシリザの最大の特徴であった"カキ"を取り上げられただけでなく、"カプ・テテフGX"、"グズマ"が取り上げられた今、どこまで戦えるのかは未知数でした。実際にこれらのカード抜きで対戦してみるも、今までに比べてはるかに弱い!いや、今までが強すぎただけなんだけど。そのため、これはレシリザ以外のデッキで出場を考えないとダメかなぁ...と思っていたある日、こちらの記事を目にしました。

 

pokekadou.hatenablog.com

 

この記事を読んでとても心が熱くなりました。まだレシリザは戦える!そう自分に言い聞かせてレシリザで出場することを決意しました。あとは、友人からレシリザのSAを誕生日プレゼントでいただいたので、あとに引けなくなったのもあります(笑)。

上記の記事から、自分なりのアレンジを加えて最終的に出来上がったデッキがこちらになります。

 

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www.pokemon-card.com

 

54枚が同じカードですね。

それでは、以下に採用理由などを記載していきます。

 

ポケモン

●レシラム&リザードンGX (2枚)

このデッキのエースポケモン。SAにレアリティが上がって帰ってきました。

2エネで使える"げきりん"、4エネで使える"フレアストライク"、6エネで300点出せる"ダブルブレイズGX"を使い分けて攻める、超火力アタッカー。以前の環境だったら先攻2ターン目で300点が飛んでくるかもしれないという恐怖を押し付けることが可能でしたが、今レギュレーションからは最速で後攻2ターン目になります。環境にザシアンVやルカリオ&メルメタルGXなどが多いことから、弱点を突いて攻めたいところです。2体目をどのタイミングで立てるかが非常にシビアで、今回はそれに頭を悩まされました。ですが、準備ができてしまえばこちらのもの。火力で押し切ることを前提に立ち回ります。

 

リザードン&テールナーGX (1枚)

 前回のシーズンから引き続き、本デッキの第2エースとして採用したカード。以前に比べると3神系統のデッキや、ミュウツー&ミュウ型のデッキが増えたため使用頻度は下がりましたが、最近台頭してきたズガドーン系のデッキにはこちらで対処していくことが多いです。レシリザだと火力は出せますが、連続しての攻撃は苦手なので、上手く使い分けて対処していきたいところです。何度でも言いますが180ダメージを与えながらのダイゴの決断(最近はあまり見ないですね)は反則です。 

 

ボルケニオン (4枚)

このデッキの要。こいつでスタートできるか否かが勝負を決めると言っても過言ではありません。

前回のシーズン時から採用していましたが、今回はこいつの持つ"フレアスターター"を後攻1ターン目で必ず使用するのがコンセプトなので、最大枚数の4枚採用。

また、下ワザの"こうねつばくは"も優秀で、自分の場に炎エネルギーが4枚付いていれば110ダメージ出すことが可能です。そう、ザシアンのHPは220なので、鋼鉄のフライパンが付いていなかったり、ルカリオ&メルメタルのGXワザが発動していなければ1パンすることが可能です。これは非常に優秀。あとは、110+230でHP340までは射程圏内になるので、カビゴンVMAXも2パンで倒すことが可能です。補助役としても、アタッカーとしても優秀なカードです。

  

グッズ

●クイックボール (2枚)

後攻1ターン目でフレアスターターを使用するのが絶対条件なので、ボルケニオンでスタート出来なかった場合に、ブルーの探索からサーチするためのカード。サイド落ちを考慮して2枚採用。

 

●タッグコール (3枚)

後攻1ターン目でブルーの探索からTAGポケモン+TAGサポートを持ってくるためのカード。ノーコストで2枚サーチできるのは非常に強力。中盤にマオ&スイレンなども持ってきたいので3枚採用。

 

●ポケギア3.0 (4枚)

このデッキの要である、ブルーの探索、もしくは溶接工にアクセスするためのカード。初手にブルーの探索が無くても、この1枚から繋がることがあるので侮れません。終盤にもブルーの探索や溶接工に届かせてカスタムキャッチャーで決める動きができると非常に強いです。リセットスタンプ後にも有効な1枚なので、当然4枚採用。

 

●ダート自転車 (2枚)

 初ターンや終盤にリセットスタンプをされた返しに引けているととても便利なカード。両方とも必要なカードだった場合(例えば、2枚ともカスタムキャッチャーなど)は運がなかったということで。

デッキを縦に掘ることができるので、山札の圧縮にも繋がります。枠の関係上2枚のみの採用となりました。 

 

ポケモンいれかえ (3枚)

 このデッキの性質上、2ターン目に使用したいのと、中盤から終盤にかけてフレアストライクを連打したいケースがあるので、可能な限り枚数を増やした3枚での採用。ピカゼクに入っているライチュウアローラライチュウから受けるマヒを回復したり、ズガドーンGXの"さくれつバーナー"によるやけどと混乱からの回復など、使用頻度はかなり高め。

 

●カスタムキャッチャー(4枚)

今レギュレーションからグズマがなくなったことで、相手のベンチに干渉できるカードとして注目された1枚です。通常であれば2枚揃えるのは難しいものの、ブルー型であればすぐに揃えられるのが魅力的です。単品での使用も可能ですが、このデッキの性質上、絶対に2回セットで使う必要があるので本当に辛い時以外はセットで使用します。

 

●げんきのハチマキ (1枚)

前レギュレーションの"こだわりハチマキ"の代わりに収録された新たなハチマキ。加点は+10とだいぶ落ちましたが、全ポケモンが対象になったのがポイントです。今までは無傷のままのげきりんではジラーチを落とせませんでしたが、+10によって落とせるようになったのが大きな評価点。あとは、お守りのついていないピカゼクにフレアストライクで240点出して倒すことも可能。意外とかゆいところに手が届くようになっています。とはいえ、そこまで頻繁に出番があるわけでは無いので1枚採用。

 

●大きなおもまり (2枚)

前レギュレーションの"ムキムキダンベル"のような効果を持つカード。対象が1進化ポケモンだけでなく、全ポケモンに+30になりました。これにより、HP300のレシリザが誕生します。この+30が意外と重要で、現在環境のほとんどを占めているザシアンのオルタージェネシス込み+ハチマキのブレイブキャリバーを耐えることができます。ここにニャイキングをプラスしても10残ります。何が何でも1パンさせません。サイド落ちを考慮して2枚採用です。

 

●リセットスタンプ (2枚)

言わずもがな、ポケカ界の歴史に1ページを刻んだカード。下手にサイドを5枚取ってしまうと返しに手札を1枚にされてしまう、逆転が十分に見込めるようになったカード。本当は1枚採用でも良かったかもしれませんが、サイド落ちが怖くて2枚採用。

 

●火打石 (2枚)

これまでは、炎デッキと言えば山札からのエネルギーサーチ手段として"巨大なカマド"が有名でしたが、最近のデッキは"混沌のうねり"を採用しているデッキがほとんどなので、エネルギーを手札にため込む手段を元々のレシリザデッキで採用されていたこちらに変更。ここから溶接工→手張りで3エネを供給することができるので、序盤に来ると一気に加速ができます。2枚採用でしたが、正直2回使う場面はなかったので、1枚でも良かったかもしれません。

 

●炎の結晶 (2枚)

エネ管理がかなりシビアになったので、これまでの1枚から2枚に枚数を増やしました。6エネ付いたレシリザが倒れたとしても、返しにこのカードと溶接工があれば、3枚一気に加速できる点が非常に魅力的です。

 

サポート

●溶接工 (4枚)

炎デッキの立役者。中身がおじさんじゃなくてお姉さん(もしくはイケメンの兄ちゃん)なのがなんとも。このカードがあるおかげで炎デッキは成り立っています。いつもありがとう。当然4枚採用です。

 

●ブルーの探索 (4枚)

このデッキのキーとなるカード。初ターンに1枚、中盤に1枚、終盤に1枚引けると最高。

初ターンであれば、後1フレアスターターの為のパーツ集め、中盤であれば相手の動きを鈍らせる妨害系のパーツ集め、終盤はカスタムキャッチャーと万能に立ち回れます。だからこそ、その時その時で何を用意するかが難しいのですが。リザテルと同じですね。当然4枚採用です。

 

●シロナ&カトレア (2枚)

タッグコールから持ってきたいカード。初ターンに溶接工、もしくはブルーの探索を引けなくても、タッグコールさえあれば何とかドローサポートとして使えるのと、一度使ったブルーの探索、もしくは溶接工を拾ってこれる点も非常に強力です。

 

●マオ&スイレン (1枚)

 4枚目の入れ替え札兼回復カード。3神のアルティメットレイなどで傷ついたレシリザを戻してあげられるとかなり動きとしては強いです。

 

スタジアム

無人発電所 (1枚)

前回のレギュレーションまでは相当嫌われていたこのスタジアムですが、最近は3神ザシアンが台頭してきたため、採用があまりされなくなってきました。とはいえ、ミュウミュウの特性を止めたり、デデンネを止めることで相手を苦しめることができる1枚です。特に最近はミュウミュウが息を吹き返しつつあるので、そこに対する回答として1枚採用。

 

●フラダリラボ (2枚) 

フィールドブロアーを失った今レギュレーションで、一番簡単に相手の道具を無効化できるカードです。狙いたいのは、ザシアン、メルカリなどの鋼ポケモンに付いたフライパンや、ジラーチエスケープボード、あとは最近だと風船なんかもありますね。これにより、相手に+1枚要求させる動きをすることができます。当初は1枚でしたが、練習時にかなり重要なカードだったので、無人発電所の枚数を1枚減らして、こちらを1枚増やしました。

 

エネルギー

基本炎エネルギー (12枚)

前回のシーズンから変更なし。多すぎず、少なすぎずの枚数になっています。

 

 

■当日のマッチアップ

○予選ラウンド

1回戦 vs3神ザシアン 5-6 ×
後攻ボルケニオンスタート。いつも通り初動でレシリザを準備しようと試みるも、手札の内容が悪すぎてタッチできず。仕方なくトップで引いたボルケニオンにフレアスターターを使用し、前と後ろのボルケニオンにエネルギーを供給して番を返しました。先攻2ターン目に相手が水エネルギーを引くことが出来ずオルタージェネシスを使用されなかったので、その隙になんとかレシリザを準備することに成功。また、ブルーの探索からカスタムキャッチャーを手札に加え、ボルケニオンで先に後ろのザシアンを倒しつつ、3神をボルケニオンとレシリザで倒しました。 この時点でサイドは5-4。相手の場にはジラーチ、エネが1枚付いたザシアンがいたため、3神を倒す前にフラダリラボとリセットスタンプを使用しました。これにより相手に必要とさせるカードは、鋼エネ1枚、メタルソーサー1枚、入れ替え札、もしくはスタジアム1枚の計3枚。既にメタルソーサーは2枚使用しており、ドローサポートも既に多く使用していたのを確認済みだったので、できる限りの妨害をして番を返しました。が、スタンプで引いていた2枚がメタルソーサーと鋼エネでした(笑)。更にジラーチのねがいぼしからマリィを引き当て、マリィからトキワの森を引かれて負けました。欲しいカード全部引いてくるか…。さすがにそこまでされたら勝ち目ないです。

 

2回戦 vsブルーレシリザ 5-6 ×
後攻ボルケニオンスタート。相手のバトル場がビクティニVだったため、この時点でレッパもしくはレシリザの可能性を疑いました。ただ、先攻1ターン目でビクティニにエネが付いて番が返ってきました。手札には火打石と溶接工があったので、入れ換えが引ければダブルブレイズで勝てたのですが、引けなかったので無理をせずフレアスターターでレシリザにエネを加速し番を返しました。

次のターンにレシリザが出てきたので、ミラーマッチということが判明しました。ここでレシリザを倒しに行きたかったのですが、6エネ付いたレシリザと、返しで出てくるビクティニVにエネが2枚付くとエネバーストで倒されることが見えていたので、先にビクティニを処理することにしました。その後、ダブルブレイズで後ろのレシリザを倒して、サイドは5-0に。しかし、ここから地獄が始まりました。リセットスタンプを使用され手札が1枚に。ここはまぁ仕方のない展開だとして、引いたカードはクイックボール。更に引いたカードは大きなおまもり。これでどうしろと?仕方なく番を返すも、更にリセットスタンプを使用され、またも手札が1枚に。そして、引いたカードはクイックボール…。なんでや!2枚しか入ってないカードを連続で引くんや!これで完全に形成を逆転されそのまま相手のレシリザに押しきられて敗北。リセットスタンプの恐ろしさを久しぶりに味わいました…。

 

3回戦 vsピカゼク 6-3 ○
後攻ボルケニオンスタート。相手のバトル場はカプ・コケコV。この時点ではモルペコなども考えられましたが、すぐにライライがベンチに出てきたのでピカゼクと判断しました。こちらは後攻1ターン目に手札のブルーの探索から後続のレシリザにエネを付けて番を返しました。ここで怖かったのは先2でフルドライブを使用されることでしたが、実は先1でデデンネを使用するためにサンダーマウンテンを張っていました。これにはラッキーと思い、手札にあった無人発電所で上書きすることに成功しました。あれを放っておくと厄介になることは友人との練習で嫌というほど痛感していたので、早めに剥がすことが出来たのは大きなメリットです。そのまま、先2でフルドライブをされなかったので、前のコケコVをフレアストライクで倒し、後続のピカゼクをダブルブレイズで倒すことに成功しました。最後はカスタムキャッチャー2枚でデデンネを狩って勝ち。ようやく手にした1勝でした。

 

4回戦 vsメルカリザシアン 4-5 ×(種切れ)
後攻ボルケニオンスタート。いつも通り、ブルーの探索から後続のレシリザを準備しました。ここで、相手のベンチにはザシアンVが控えていたので早めに倒しに行きたかったのですが、フライパンと混沌のうねりが邪魔でザシアンを倒せない苦しい展開。このままだとザシアンに押しきられてしまうので、やむを得ずダブルブレイズで倒すものの、返しに出てきたルカリオ&メルメタルにフルメタルウォールを使用されてエネが全部飛びました。ここまではやむを得ないことなので、あとは炎の結晶を引くことに賭けていたのですが、全く引けずにメルカリに詰められて負けました。この試合、本来であればサイドプランとして3(メルカリ)-2(ザシアン)-1(ジラーチなど)を考えていたのですが、途中でどうしても1を2回取りに行かなければならない盤面があり、そこの動きが無駄だったかなと。目先の利益にくらんで取った行動が仇となりました。やっぱりサイドプランは大事ですね。


5回戦 vs3神ザシ+ダイオウドウ 4-6 ×
後攻ボルケニオンスタート。相手のバトル場はゾウドウ。え?なにそれ?ダイオウドウ出てくるの?そんなの聞いてないよ?と半ば混乱していましたが、3神が出てきたのでザシアン系統かと思っていました。しかし、ザシアンが出てこなかったので入ってないのかな?と思い、とりあえずこちらはいつも通り

ブルーの探索から後続のレシリザを準備して番を返しました。その後、こうねつばくはとフレアストライクで3神を倒した返しで、ダイオウドウが出てきました。なるほど、オルタージェネシスとニャイキングで280まで届くのか。更に戒めのほこらでダメージを蓄積して落とす作戦と判断。ですが、こちらのレシリザには大きなおまもりを付けていたので、戒めの効果込みでぴったり300になって倒される計算でした。そう、オルタージェネシスの追加効果は技のダメージで気絶した場合のみ発動するので、戒めのほこらの効果で倒されても取られるサイドの枚数は3枚で済みます。相手はこの事に気づいていない様子で、レシリザ倒してアザしたみたいな感じになりかけたところで指摘。これで形勢逆転なるか?と思いましたが、ダイオウドウ倒したターンの返しに突如手札からザシアンが出て来て、メタルソーサー二枚に鋼エネ手張りされてブレイブキャリバーで負け。ザシアンあんのかよ!

いやー、ダイオウドウ倒すターンにリセットスタンプに届いていれば話は別だったんですけどね。最後の最後のまで引きに恵まれませんでした。

 

★総括

結果としては、1勝4敗で55/69位と惨敗でした。今こうして振り返ってみると、"あの時ああ動いてたらどうだったかな?"と思うことも多く、非常に悔しい結果となりました。

ですが、前日のトレーナーズリーグでは2/46位という好成績を収めることができていたので、決して弱いデッキではありませんでした。先攻有利の環境の中、あえて後攻の道を選ぶことから始まる安定した動きと、終盤の詰めを理想通りに行えるのは非常に強力です。

ただ、この記事を書いている途中にYoutubeに投稿された同じブルーの探索型レシリザを見て、採用しておけば違った展開が期待できたかもしれないというカードがありました。それがこちらの"あとだしハンマー"

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これを後攻1ターン目に使用できれば、3神のオルタージェネシスを発動させる前に倒せていたかもしれません。後攻を前提としたデッキなのであれば、採用すべきカードだったと反省しています。

 

次は、2月のシティーリーグに応募したので、抽選が通ったら今度こそ頑張って上位に食い込めるように戦略を練りたいと思います。

...次もレシリザかな?