はまブロ

主に趣味の話のブログ。時々仕事の話やプライベートなど。気が向いたら筆を執ります。

ギャンブルの話

突然ですが、私はギャンブルが大嫌いです。賭け事をするぐらいなら地道にコツコツと頑張ろうとするタイプの人間なので、当然ですがこれまで競馬やパチンコなどには手を出していませんし、興味すら湧きません。

※ギャンブルを否定するつもりはありません。私には向かないだけです。

 

そんな私ですが、カードゲームとなれば話は別です。今回はそんなお話。

最近ハマっているポケモンカードにて、ギャンブル感満載のデッキを組んだので、そのデッキについて紹介したいと思います。

 

■デッキレシピ

 

www.pokemon-card.com

 

レシラム&リザードン用に組み始めたのがきっかけだったのだけど、組んでみたらある程度のデッキには通用することがわかり、個人的には現在1軍のデッキ。

軸のエルフーンGX、サーナイトGXにエネルギーをバンバン装着して殴り勝つ、というのがこのデッキのコンセプトになります。(大嘘)

思わぬ伏兵がいるのもこのデッキのポイント。

それではカード個別紹介。

※ある程度はカード名にリンクをつけておきましたので、効果などを確認したい方はリンクを参照ください。

 

ポケモン

エルフーンGXモンメン (2枚づつ)

このデッキのエースであり、とにかくカワイイ。

ゲームの時にも使用してたということもあり、ダブルブレイズにて収録されると分かった時から密かにこのカードを軸にしたデッキ構築を考えていた。

このポケモン、カワイイ顔してとんでもない性能をしている。それがこの特性。

特性

ふわふわコットン

このポケモンがワザのダメージを受けるとき、自分はコインを1回投げる。オモテなら、このポケモンはそのダメージを受けない。

 

ハッキリ言おう、ズルだ。

コインを投げて表を出し続けることができれば、一切ダメージを喰らわない。例え10ダメージでも、100ダメージでも、1000ダメージでもだ。ただし、裏を出した瞬間に普通のポケモンと同じくダメージを喰らってしまうので、まさにギャンブル。このハラハラ感がカードゲームにはとても良いスパイスとなると個人的に思っている。

かの有名なYoutuberがこのカードを使用して、Youtuberが集まって行われた大会に出たのだが、とある試合で9回中8回も表を出して周りから反感を買ったとかなんとか。

その試合ではないが、同大会の決勝戦の動画があったので、ぜひこちらを見ていただいて、そのズルさを体験していただきたい。

www.youtube.com

注意したいのは、コインが表で無効化できるのはダメージだけということ。ワザと一緒に付いてくる効果までは無効化できない。そのため、例えばベトベトン&アローラベトベトンGXの"バッドポイズン"のように、どく状態になることは無効化できないし、どくによるダメージも受けてしまう。また、同じくダブルブレイズで登場したレシラム&リザードンGXのGXワザ"ダブルブレイズGX"の炎エネルギーが6個状態によるダメージも回避することはできない。あれは相手のポケモンにかかる効果に関係なく与えるダメージなので、そこは素直に受け止めるしかない。

そのため、万能というわけではないが、そこは後述のアローラキュウコンなどと組み合わせて上手く立ち回ることで状況を有利な状態に持っていきたいところ。

 

また、このポケモンのもう一つの強みがGXワザである。

GXワザ

トイボックスGX  

自分の山札にある好きなカードを5枚まで、手札に加える。そして山札を切る。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]

特性だけでも十分に強いのに、このGXワザで更にこのカードの価値を高めていることは間違いない。天は二物を与えたのだ。

このGXワザ、実は他にも全く同じ効果を持っているポケモンがいる。そう、メタグロスGXである。しかし、メタグロスとの違いは向こうは2進化ポケモンであるのに対して、エルフーンは1進化。進化がしやすいため、序盤でいきなり使用して、一気に盤面を整えることが可能となる。また、エルフーンはその特性上、GXワザを使った後の相手のターンでやられずに生き残るという可能性もある。その可能性も考慮して山札から5枚持ってこれるので、結構いろんな立ち回りをすることができるというのも魅力的。

 

持ってくるカードはその場その場で変えてはいるが、ムキムキダンベルやワンダーラビリンス、サーナイトGX召喚のためのキーカード集めがやや優先か。次いでアローラキュウコンセット、アブリボンセット、トリプル加速エネルギーなどが上げられる。

 

ここまでエルフーンの強さ、魅力を存分に語ってきたが、とある1枚のカードで全否定をされてしまう。それが、無人発電所。こいつだけは何としても破壊しなければならない。そういう意味ではフィールドブロアーも1枚採用したいとは思う。ここは要検討。

 

サーナイトGXキルリアラルトス (2-1-2 枚)

このデッキの第2のエース。

エルフーンと違い、相手のポケモンに付いているエネルギーの枚数もダメージアップに加算されることから、状況次第ではエルフーンよりも火力が出ることがある。

そして、このポケモンのもう一つの役割が特性によるエネルギー加速である。

特性

ひみつのいずみ

自分の番に1回使える。自分の手札にあるフェアリーエネルギーを1枚、自分のポケモンにつける。

これにより、一気に火力の底上げをすることが期待できる点で非常に優秀なポケモンだと思っている。トリプル加速エネルギーなんかと組み合わせると一気に120ダメージが出るようになるとかたまったもんじゃない。

 

アローラキュウコンアローラロコン(2枚づつ)

このデッキの伏兵その1。

まず、アローラロコンだが、このポケモンで対戦が始まればいきなりエネルギー無しで手札にポケモンを2枚持ってこれるという非常に優秀な性能をしている。これでモンメンエルフーンなどを序盤にベンチに置くことが可能となる。

また、アローラキュウコンGXじゃないの?と思った方もいると思うが、非GXのアローラキュウコンの特性は非常に優秀なのだ。

特性

ひかりのけっかい

このポケモンは、相手の「ポケモンGX・EX」からワザのダメージや効果を受けない。

 

この特性により、GXポケモン、TAG TEAMポケモンからダメージや効果を受けないのである。先述のエルフーンと違い、こちらはワザの効果も無効化できるので、ベトベトン&アローラベトベトンGXの"バッドポイズン"によるどく状態にはならない。

万が一にも、相手のデッキに非GXポケモンがいない場合は、このポケモンをバトル場に出し続けることができていれば、相手はなす術なく敗北を待つのみとなる。

また、仮にエルフーンコイントス地獄に陥り、痺れを切らしたレシリザが"ダブルブレイズGX"をエルフーンに使ってしまった暁には、どうやって突破するんですかな?と煽りを入れたくなるぐらい楽しくなるカード。

 

アブリボンアブリ― (2枚づつ)

このデッキの伏兵その2。

このポケモンがベンチにいるだけで、相手はグズマによるポケモンいれかえを封じられる。先述のアローラキュウコンなどと組み合わせてロックすると相手は何もできなくなり、こちらの盤面が整うのをただ待つだけというのもあり得る。

また後述の隠密フードと組み合わせると更に厄介なことになる。

 

弱点としては、進化前のアブリ―がHP30しかないので、こいつをベンチに放っておくとベンチにまでダメージが飛んでくるポケモンに出くわすとことごとく狩られる。

進化しても HP60しかないので、カプコケコマッシブーンGXとは相性が悪いかもしれない。

 

サーナイト&ニンフィア GX (1枚)

元々は2枚採用していたが、思った以上に機能しなかったのと、こいつが2体やられたらゲームセットじゃん、ということに気づき1枚での採用。

理想はこのポケモンスタートでベンチのポケモンにエネルギーを付けつつ、ある程度のタイミングになったらアセロラさんでご帰還いただくというムーブ。

 

 

グッズ

●ハイパーボール、ネストボール (2-3 枚)

言わずと知れたポケモンサーチカード。

解説は特にしません。

 

ふしぎなアメ (2枚)

サーナイトGXの為だけに採用しているカード。

このカードがあってもサーナイトが手札になかったり、サーナイトがいるのにこのカードがないとかでヤキモキすることがしばしば。

 

エネルギーリサイクル(1枚)

エルフーンGX or サーナイトGXが気絶させられた後にデッキにエネルギーを戻せるように採用している1枚。ゲーム終盤にこのカードとトキワの森を組み合わせて、一気にエネルギー加速し直せるのが理想の展開。

 

ポケモンいれかえ(2枚)

状況によって、エルフーンGXかサーナイトGXか、はたまたアローラキュウコンといれかえることを想定した1枚。正直1枚でも良いかなぁとは思っている。

 

まんたんのくすり(1枚)

正直、抜こうかどうか迷っている1枚。

エルフーンGXや、サーナイトGXとは相性が悪いのだが、一応、サーナイト&ニンフィアに壁になってもらっている間に使うことを想定した1枚。

あんまり活躍したことがない。

 

隠密フード(1枚)

アブリボンに装着することで効力を発揮する1枚。

これがアブリボンについていることで、相手はグズマを使えないどころか、キュウコンルガルガンGXからも自身の身を守ることができるようになるため、あるとかなり相手の戦術を狂わせることが可能となる。

ただし、フィールドブロアーで破壊されたら引きずり対象にはなるし、なんだったらポケモンキャッチャーカウンターキャッチャーといったグッズによる引きずり出しには効力を発揮しない点に注意しなくてはいけない。

 

ともだちてちょう(1枚)

このデッキでの役割としては、アセロラかエリカのおもてなしを回収することを目的としている。あとはグズマとか。まぁ、あって損はないかな?といった1枚。

 

ムキムキダンベル(2枚)

このデッキと非常に相性の良い1枚。

エルフーンGXにつけることでHP230となり、非GXズガドーンの"ひのたまサーカス"など、50区切りのダメージでは1ランク上にならなければ射程圏内に捉えられなくなる。また、アローラキュウコンにつけることでHP150となり、レシリザデッキに多く採用されているボルケニオンの"こうねつばくは"の射程圏内から外れることになる。

この+40がゲームの行く末を大きく左右しかねない。

 

 

サポート

●シロナ、リーリエ(3枚づつ)

ポケモンカードにおいて最も基本的なドローカード。

3枚にした理由は特にないが、これぐらいが妥当かと思いこの枚数に。

結果、上手く回っているのでこの枚数で良しとする。

 

●ジャッジマン(2枚)

手札リフレッシュ、兼相手の妨害カード。

一昨日出場した大会の時は1枚だったのだが、非GXズガドーンデッキと対戦した際にもう1枚あっても良いかもしれないと思い、1枚追加。

 

エリカのおもてなし(1枚)

手札増強カード。ゲーム中盤~終盤にかけて効力を発揮する1枚。

このデッキには1枚で十分だが、他のデッキにも採用したいので、現在行われている新弾バトルで優勝してプロモ版が欲しいところ。

 

アセロラ(1枚)

手負いのポケモンを回収できるカード。いろんなデッキでお世話になっている。

状況によってはポケモンいれかえのような感じで使えることもあり、非常に優秀。

 

グズマ(2枚)

入ってないデッキなんてないんじゃないか?というぐらい採用率の高いカード。

しかし、先日までこのデッキでは不採用だったのだが、やっぱり無いとダメじゃんってなって入れ直した。

 

 

スタジアム

ワンダーラビリンス(1枚)

このデッキのキーカードの1枚。

序盤にあると、結構相手の妨害ができることから積極的に使用していきたいが、プリズムスターであるため、1度壊されたら最後。あとは、自分のバトル場がアローラロコンだった場合は使用を控えて"みちしるべ"でベンチ増強を優先する。ある意味使いどころが1番難しいカードかもしれない。

 

トキワの森(1枚)

ワンダーラビリンスが破壊された後に出てくるスタジアム。

相手のスタジアム破壊(特に無人発電所)とサーナイトとのコンボでエネ加速をするのが目的。

 

 

エネルギー

●基本フェアリーエネルギー(10枚)

本当はもう1、2枚増やしたいが枠が無いのでこの枚数に。

ただ、今のところ枯渇したことは無いので、この枚数で良いのかもしれない。

 

●ダブル無色エネルギー(2枚)

エルフーンGXやサーナイトGXの火力をブーストさせる1枚。

こちらについてはこの枚数で良いと思っている。

 

トリプル加速エネルギー(1枚)

ダブルブレイズにて新たに収録された1枚。

こちらもエルフーンGX、サーナイトGXの火力を底上げできるため非常に強力だが、1ターンしか効果が続かないのと、特殊エネルギーをトラッシュから拾ってこれるカードが少ないことからピン刺し。

ポリゴンZと組み合わせたエルフーンデッキではこのカードを複数枚積んで火力で押し切っているが、このデッキはそうではないのでこの枚数で十分かと。

 

以上、60枚となります。

 

 

昨日、友人宅でこのデッキを使用してレシリザデッキと対戦してきましたが、エルフーンコイントスで4回中3回表を出し続け、相手の勝ち筋を潰してしまったという、まさにかの有名なYoutuberと同じようなことをしてしまいました。

※ただし、2回目にやった時はあっさりと裏を引いて負けたので、やはりギャンブル要素が強いなと。

 

また、別の友人のベトベトン&アローラベトベトンデッキと対戦した時は、アローラキュウコンを突破する術が相手になく、かつこちらもどくばりのせいでなかなか動けずに硬直状態が続いた上、こちらのデッキが残り4枚という危機的状況に陥ったのですが、終盤一気にエネルギー加速をして相手のベト&アロベトを落とせたことで形勢逆転に成功。見事勝利を収めることができたのでした。こういう展開があるからカードゲームは面白い。

 

こんな感じで、徐々に対戦時の動きが身についてきたので、近日このデッキで大会に出て結果を残したいところ。全ては私のコイントスがカギを握っている。

コイントスの練習でもしておこう。