低くたっていいじゃないか
高身長、それは男女問わず憧れる身体的ステータス。男性であれば180cmぐらいあればスラッと見え、スポーツをする際には比較的種類を問わず有利になる。高いところにも手が届くから家庭的にも役に立つ。女性でも足が長く見えることでスタイル良く見られたり、様々なオシャレをすることが出来ることから、近年憧れる人が多いと聞く。
一方で低身長の場合はどうだろうか?
女性に限って言えば、小さく見られることで男性から可愛いと思われることが多い。また、外出するときはヒールを履くことで身長のかさ増しが出来るので、ある程度は調整できる。(あのチート靴なんとかしろ)
しかし、男性となると話は別だ。女性から可愛いと思われることなんてまず無いし、高身長の男性と並んで歩けば只の引き立て役にしかならない。スポーツにしても活躍の場は限定される。
ここまでつらつら書いてきたが、皆さんご存知のように私は低身長に分類される。こればっかりは仕方ない。
理由を考えたが、恐らく母親がかなり低いので、その血を受け継いだのだろうということと、あんまり牛乳を飲まなかったからであろう。親を恨むつもりは一切無い。
この記事を書くにあたり、1つ疑問に思ったことがある。
「日本人の成人男性の平均身長っていくつなんだ?」
そんな都合良く纏められたものなど無いと思ったが、都合良く存在した(笑)しかも、総務省が発表しているデータだ。
以下はそのデータを元に書かれた記事なので是非読んでいただきたい。
http://kamomako.hatenablog.jp/entry/kenkoutisiki/taijyuu-heikin-nenreibetu
私の年齢を見てみると…
170.5
スマホを落としかけた。そうか、時代は170cm台に突入したのか。
私が最後に計測した公式記録は、昨年の健康診断の158.6cmだ。おいおい、10cm以上差があるじゃないか。なんだったら同じ年齢の女性平均の方が近いぞ?どおりで町なかですれ違う女性と目線が同じわけだ。
なんだかこのブログを書くために心が傷ついた感がある。
さて、散々低身長を嘆いてきたが、自分はこの身長を結構気に入っている。
小学生の頃は当然ながら先頭で、そこから見える景色が好きだった。一時期成長期で5番目ぐらいまで下がったときは割とショックだった。それぐらいあの光景が好きだった。たまーに全校集会とかで表彰される人が一番前に来て、集会中にお喋りするのも楽しかった。
今も背が低いのと名前のダブルパンチで比較的覚えてもらいやすいし、いいように利用している。
たった1つ、この低身長を恨むことになる出来事があったけど、その話はまた今度。
芸能界にも低身長で頑張ってる人が多い。爆笑問題の田中しかり、ナインティナインの岡村しかり。アイドルでもHey!Say!JUMPの山田や知念は身長が低めだ。彼らが味方なら心強い。(彼らはルックスや財力があるからいちがいに仲間とは言えないが)
なので、この場を借りて全国の女性に言いたい。
是非、低身長の男性と接するときは、見た目ではなく中身を重視して見てやってほしい。
自分なんかはルックスで勝負を挑もうなんて馬鹿げた真似はするつもりはない。じゃあ、中身がイケメンなの?って聞かれると自信を持ってNOと言えるが、人並み以上には男女問わず優しさを持って接しているつもりだし、そうすることで他の人の役に立てているのであればこの上ない幸せである。
これからも一生付き合っていく身長だからこそ、この部分だけはぶれないように生活していこうと思いましたとさ。