はまブロ

主に趣味の話のブログ。時々仕事の話やプライベートなど。気が向いたら筆を執ります。

2019年、夏の思い出

最近プライベートネタでブログが書けてなかったので、たまにはプライベートネタを。

 

夏といえば、海やプールといった水関連の涼しげな場所も良いですが、山など自然に囲まれた場所で過ごすのも良いです。

私は海か山かで聞かれたら…どっちもどっちですかね?

 

多くの方は、夏休みなどの期間中に帰省などでこうした場所を訪れるかと思います。しかしながら、私の場合は両親の実家が同じ市内にあるため、帰省するわけでもなく、かといってどこか遠方に出掛けるわけでもなく、家でゴロゴロみたいな生活が例年です。

ですが、今年の夏休みは一味違いました。

 

まず、前半はポケカの大会などに出まくっていました(結局登場するw)。中盤はお盆期間だったので、ご先祖様をもてなしつつ、家でゆっくり体力回復に努めました。そして、残り2日となった後半に、なんと!この私が!キャンプという超アウトドアなことをしてきたのです。これは軽い事件ですよ。

 

きっかけは、ゲーム(スプラトゥーン)仲間のこの発言でした。

ゆるキャン見たらキャンプ行きたくなった!」

私はこの‘’ゆるキャン‘’というアニメを一切知らないですが、タイトル通りゆるーいキャンプアニメのようです(キャンプ当日の朝に第一話の冒頭だけ見た感想)。

ゆるキャンはさておき、この話に乗った私の友人が物腰が軽く、「じゃあやるぞ!」となり、あれよあれよという間に日程やら場所やらが決まっていきました。これが大体6月ぐらいの出来事でした。

今回は日帰り組の人もいるということで、関東エリアでキャンプ場を探し、いろいろな条件を加味した結果、こちらにお世話になることになりました。

star-village.jp

 

東京からおよそ1時間で行けるとあり、アクセスはそこそこ。最寄りから少々遠いですが、どのみち車組がいたので、そこは大きな問題ではありませんでした。

これまで人生でキャンプの経験はないですし、なんだったら、自然の中で1日過ごすなんてことは、中学2年生の時の林間学校以来久しぶりなわけで。ちょっぴり不安な気持ちでした。

 

 

迎えたキャンプ当日。

私と他数人は地元から車でキャンプ場まで向かう組だったので、友人の車に乗り込み朝の7時に家を出発。途中のコンビニでもう1グループと合流し、高速に乗って千葉方面へ。

友人の運転する車は非常に性能がよく、加速はいいし、ルームミラーがモニター式でバックカメラの映像が出るし、車関係の仕事に就いていながらこういった車に乗るのは初だったので、実際の製品はもうここまで来ているんだなぁと実感しました。

また、なんとなく運転中に、こうやって車でどこか遠くまで出かけることができるようになるぐらい自分たちも大人になってしまったんだなぁと、どこか嬉しさと寂しさが入り混じった感情に浸っていました。小学生の時からの友人ですからね。同じ感情を20歳ぐらいの時にも思いましたね。あぁ、もうお酒を飲みながら語り合うような年齢になってしまったのかと。人はこうして歳を重ねていくんですね。

 

車内でいろいろ話しながら、気づけばあっという間に電車組の集合場所「ちはら台駅」に。予定よりも30分ほど早く到着。さすがでした。

1名諸々の事情で遅れましたが、それ以外は大きな遅れもなく、買い出し組が先に出発。ただ、前日までの計画では、このちはら台駅で買い出し組とキャンプ場で場所確保&設営組に分かれる予定でしたが、なんだかんだで全員買い出しに行くことに。ですが、結果的にこれでよかったと思います。暑すぎて数人で設営をやっていたら熱中症で倒れる人が続出していたと思います。

最寄り駅近くのショッピングモールで軽く昼食をとり、併設されているスーパーで肉や野菜、飲み物などを購入。思ったよりも額が安くて一同ビックリでした。

 

キャンプ場に到着したのがおよそ13時頃。そして、一面に広がる景色を見て思いました。

「サファリゾーンかよ。」

見渡す限り緑。生い茂る草。ところどころに植えてある大きな木。まさにそんな感じでした。こういった場所に来るのは初めてです。

時間がお昼を過ぎていたこともあり、既に他のキャンプ客でメインとなりそうな場所が確保されていたので、私たちはキャンプ場入り口からかなり奥の方に入ったところに陣取りました。後々思いましたが、こっちの方が広々と場所を使えてよかったかもしれませんね。

車で運んできた荷物と、キャンプ場の受付で借りた道具を広げ、いざ、設営開始!と行きたかったところですが、この時すでに13時半。一日で最も気温が高くなる時間帯です。一度車を降りれば、待ち構えるのは灼熱地獄。普段デスクワークばかりやっている私にとってはかなりキツイ暑さでしたね。

みんな考えることは同じでしたが、ひとまずタープを張らないことには休憩スペースもできないので、みんな重い腰を上げてせっせと動いてくれました。とはいえみんな初心者です。知っているのは、昔家族でキャンプに行ったことのある友人ただ1人。彼の指示の下、頭と手を動かし、必死にタープを張りました。自分も久々に張り切りました。

 

なんだかんだでみんなの協力もあり、30分ほどで 設営が完了し、ようやく一息つける状態に。みんなクタクタでした。そりゃあんな炎天下の中で汗水垂らして動いたのだから当然です。熱中症にならないように十分に水分と休憩を取りながら次の作業へ。

 

次はテントです。これを立てなければ寝床が無くなります。今回は宿泊が7名だったので、3つのテントを立てることに。とはいえ、これも経験者はただ1人です。みんなであーじゃない、こーじゃない言いながら四苦八苦することおよそ1時間、ようやく2つ立てることができました。こうやってあーだこーだ言いながら作業するのもキャンプの醍醐味ですね。残りの1つも全員の協力もあり、30分ほどで設営完了。これで寝床は確保できました。

 

テントが設営できたと思ったら時間は既に17時近くになっていました。時間が経つのはあっという間じゃ・・・。休憩もそこそこに、バーベキューの準備を始めます。

野菜や器具類を洗う組、バーベキューセットに火を起こす組に分かれて作業開始。私は火起こし組にいましたが、まぁ、火が炭に付かないこと。着火剤などに助けられながらなんとか30分かけて火が着きました。このころにはかなり日が落ちていましたが、火の暑さで結構ダメージ受けましたね。

 

火も着き、野菜などの準備もできたので、いざ!バーベキュー開始!となった時に事件が。

「この肉ダメじゃない?」

よく見ると、肉の一部分が黒く変色しています。

購入してからおよそ5時間。暑さ対策として、クーラーボックスに入れ、さらに氷をかなり入れていましたが、外気温の影響でしょうか?やられてしまいました・・・。

これには一同ガッカリでしたが、こんなところで食中毒にでもなって翌日の新聞の一面になっても困りますからね。ここは次回への反省ということで諦めました。こういうとき飲食系のお仕事をしている友人がいると心強いですね。どういったものなら大丈夫とか、仮に「焼けば何とかなるっしょ」という軽い気持ちの人がいても強く言えますからね。説得力が違う。マジで今回は頼りになりました。

肉はダメになってしまいましたが、野菜と焼きそば麺とフランクフルトがあったので、それらでバーベキューを楽しみました。どれもおいしかったですが、焼きそばは家庭とはまた違った美味しさでした。あれはキャンプというスパイスが効いていましたね。

 

そんなこんなでワイワイ食事を楽しんでいたらあっという間に時刻は20時を過ぎていました。周りもすっかり暗くなり、宿泊したキャンプ場が21時以降の車等での移動を制限していることもあり、このタイミングで日帰り組が帰宅。もともと日帰りは2名の予定でしたが、日中の作業で1名熱中症疑惑になってしまったので、無念の離脱。今度はみんなで泊まりましょうね。

日帰り組を駅に送っている間に、宿泊組数名で焚火の準備を開始しました。事前にホームセンターで仕入れてきた焚火用の薪を組み、炭に着火した時の要領で火を起こしていたのですが、これがなかなか着かない!着火剤も使用しましたが、着いた!と思ったらどんどんと火が小さくなってしまい・・・。常に誰かがうちわで風を送ってあげないとダメな状態でした。焚火ってこんなに難しかったっけか?(私は日中に体力を消耗してしまったのでほとんど参加してないですがw)

結局、半手動での焚火となってしまいましたが、雰囲気は楽しめました。

↓こんな感じですー。f:id:pochama-hamachan:20190826225845j:image

 

それからは、お酒を飲んだり、星をスマホで撮影してみようの会が始まったり、みんなであーだこーだ昔の話をしたりしました。気づいたら1時を過ぎてましたね(笑)

あとから言われて気づきましたが、残ったメンバーが全員同じ中学でした。10年以上前に知り合ったメンバーが今もこうして集まってワイワイできるのはきっと普通のことではないのだろうなぁと思いつつ、これからも可能な限り昔からの関係を維持していきたいと思いました。

 

そして、次の日の朝を迎えました。

就寝前に7時半には起きてくれと言われていましたが、アラームを使って起きるのもナンセンスだよなと思い、せっかくなので日の光を浴びて起きることに挑戦してみました。そもそも、太陽が出るのかと、起きるのが7時半超えたらアウトでしたが、普段早起きしてるし、体内時計で勝手に起きるだろと思っていたら、本当に6時過ぎに起きました(笑)。でも、ちゃんと日の光を浴びて起きてますからね!

テントの外に出てみると、なんとも言えない光景が広がっていたので、思わずパシャリ。


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夜に霧が出ていたせいでしょうか、奥の方は少し霧がかっていましたし、テントなども少し濡れていました。これも自然の中で過ごしてみないと味わえない景色でしたね。

 

他の人も7時前にはちゃんと起きてきました。みんなが揃った段階で片付け開始。

朝とはいえ、太陽が上がってくると少しづつ気温が上昇してきて、片付け終わるころには十分蒸し暑い状態でしたね。前日の昼間に比べれば大したことは無かったですが。

必死に組み立てたキャンプ用品も片付けてしまうとちょっぴり寂しい気持ちになりました。

 

帰りには、みんなでスーパー銭湯に立ち寄り、朝の片付けでかいた汗を流しながらゆっくりとしました。なんだかんだで久々の露店風呂だったり?たまにはいいですね。 

 

そんなわけであっという間の1日半だったわけですが、都会から離れて自然の中に身を投じてみて、様々な気づきがあったり、みんなとの親睦が深められたり、キャンプの知識が多少なりとも付いたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。これもキャンプがしたいと最初に行ってくれた小学生のおかげですね(笑)。

なんだか第2弾もやるぞみたいな話だったので、またみんなでできる機会があれば、今度は今回の経験を活かしてテキパキと準備して、もう少しキャッキャしながら遊ぶ時間を確保できたらいいですね。

 

2019年の夏、とても良い思い出になりました。