はまブロ

主に趣味の話のブログ。時々仕事の話やプライベートなど。気が向いたら筆を執ります。

一人暮らしに対する思い

2020年最初の投稿は、「一人暮らし」がテーマです。

 

ここ2、3ヶ月の間に、私の周りの友人達が続々と一人暮らしに向けた行動を始めました。既に一人暮らしを始めた友人、絶賛引っ越し準備中(この記事書き始めた当初は不動産屋周回中だった)の友人、これから家を探す友人と様々です。

みなさんそれぞれ理由があって一人暮らしを始めようとしているのでしょうが、私はどうも一人暮らしに対する抵抗が強いです。その理由について私なりの考えや思いをつらつらと書いていきたいと思います。

 

そもそも、人はなぜ一人暮らしをしたいと思うのでしょうか?ネットで検索してみると以下のような理由がヒットしました。

1. 親元を離れて自立したい
2. 地元を離れて生活してみたい
3. 通勤時間を短くしたい
4. 友人や彼女/彼氏を家に連れ込んで遊びたい

 

他にも様々な意見がありましたが、大体このような感じでしょうか?

どれも理由としては明確なものではありますが、それぞれについて私なりの考えを述べていきます。

※一個人の考えであり、おそらく多くの方の反感を買う内容になると思いますがご了承ください。

 

1. 親元を離れて自立したい

おそらく、多くの方がこれに該当すると思います。細かい理由は様々だと思います。親への甘えを断ち切りたいと思った人、仕打ちに耐えられなくて飛び出した人、束縛から解放されたい人などなど・・・。ただ、私の場合どれにも該当しないのです。

ありがたいことに、私は親から暴力を振るわれることもなく、かといってめちゃくちゃ甘やかされて育ったわけでもありません。まぁ、世間一般から見たら多少過保護な部分はあったかもしれませんが。両親がもともと自営業だったので、家にいる時間が長かったことが影響しているかもしれませんね。

また、束縛に関してですが、これについても特に感じたことが無く、あえて挙げるとすれば休日も起床時間が決まっていることでしょうか?ですが、これを束縛と感じたことは無く、一度起きて朝ご飯さえ食べれば2度寝するなりはお好きにどうぞのスタンスですし、めちゃめちゃ疲れた日の翌日とかでない限りはお昼過ぎまでダラダラ寝て過ごすことに抵抗があるタイプの人間なので。昔からこうなので習慣になっちゃってるんでしょうね。

あとは、親からあれこれ言われて自分の時間が無くなるのが嫌、という意見もありました。こちらについては確かに私にも当てはまる部分はありますが、実家にいるんだから最低限これぐらいは自分の役割として持っておくのは普通だよねっていう考えで過ごしているので、特に気にしてないです。

話が若干逸れるかもしれませんが、私の実家はつい3~4年前に引っ越したのですが(とはいえ、同じ市内での引っ越し)、それまで住んでいた家では自分の部屋というのがありませんでした。いや、厳密にはありましたが、家の離れに建てられたプレハブが部屋だったので、休日は使うことがあれど、平日の夜はほとんど使用していませんでした。それが新居では同じ建屋に自分の部屋ができたことで、今までと違い家族に迷惑をかけることなく自分の時間で過ごす時間が増えました。なので、自分の時間が増えた今は全く不満はないです(笑)。

 

2.  地元を離れて生活してみたい

若干3番と被る部分がありますが、地元を離れてみたいという人と、離れて生活せざるを得ない人の2択になると思います。後者については、特に地方出身の方は都心の学校に進学したり、都心の企業に就職するといったタイミングで離れることが多いと思います。あとは転勤とかね。こればっかりはご自身が選んだ道なので仕方ないとは思いますが、前者については私はあまり理解できません。そりゃ、治安がめちゃくちゃ悪いとか、地元の同級生との間に苦い思い出があるとかなら話は別ですが、私の住む埼玉県のとある市は、確かに都会ではないですが、かといって田舎でもないなんとも微妙なポジションです。ですが、私はこの都会でも田舎でもないどっちつかずの地元が大好きなのです。ちょっと北に向かえば田舎に行け、ちょっと南に向かえば都会に行ける。これって生活するうえで適切な環境だと思っています。それこそ、子供が成長するうえでベストな環境なんじゃないかなと。ちょっと南に行くだけで都会に出れるなら進学とか就職には困らないですし、買い物や旅行なんかもわりと簡単に出来てしまうので、余計に無理して地元を離れる必要なくない?というのが私の考えです。ただ、この考えは関東に住んでいるからこそかもしれませんね。超の付くぐらい田舎に住んでいたらさすがに考えたかも。関東万歳。

 

3. 通勤時間を短くしたい

これについては、大学在学中や社会人になって少ししてからよくみられる考え方ですね。

理由としては別に間違っていないと思います。が、それだけが理由で一人暮らしを選択するのはちょっとおかしくない?というのが持論です。(さすがにこれだけが理由なんて人はそうそういないとは思いますが)

通勤時間を短くすると何が特になるかを考えたときに、平日の夜に趣味などに充てることのできる時間が増えることと、起床時間が少し遅くなるといったところでしょうか?

私は毎日片道2時間ちょっとかけて通勤して早4年になりますが、最初こそ家に帰っても何もできない日々を過ごしていましたが、少しずつどうしたら時間を作り出せるかを考えて生活しているうちに、今では仕事でトラブルがなければ毎日2~3時間ぐらいは自分の時間が作れています。残業してないからこそ出来ることですが、そのぶん始業時間30分前から仕事してるんだから許して。

残業は必要最低限にとどめるをモットーに仕事をしています。それについては以下の記事でもちょっと触れているので、気になるかたはどうぞ。

pochama-hamachan.hatenablog.com

 

話を元に戻しますが、結局近場に住んでも近場に甘えて残業してたら一緒なんですよ、むしろマイナスなんじゃ…と思う今日この頃です。

私の同期のほとんどが会社周辺に住んでいますが、ほぼ全員、残業の闇にのまれ20時退社がデフォになっています。遅い人は22時とか。仕事が好きで残業してるんだか、よっぽどハードな部署なんだか知りませんが、働き方改革とか言われてるんだから早く帰ろうよ…。

 

4. 友人や彼女/彼氏を家に連れ込んで遊びたい

これも若い人からすると結構大事な理由になるかもしれません。大学生であれば、講義終わりに家に集まって酒を飲みながらオールするなんてことに憧れる人が多いことでしょう。また、社会人でも、既にいる彼女/彼氏を週末家に呼び、ゆっくり過ごしたり、イチャイチャしたりということに憧れる人がいることでしょう。正直、後者についてはそんな下心丸出しの理由で一人暮らししたいなんてアホか?と言いたくはなりますが、そんなんだから彼女がいないんだろと言われそうなので控えます(笑)。まぁ、真面目に考えると、そういった施設を利用するのにいくらかかるか存じ上げていませんが、月に1万ぐらい(もっとするの?)かかると仮定すると、年間12万もかかることになりますよね。それだけのために。確かに一人暮らしの方が色々と都合は良さそうですね(笑)。

冗談はこれぐらいにして、こればっかりは一人暮らしの特権でしょうね。しかもこの歳になれば余計に。ただ、私にはそういった友人がいなければ、相手もいないので特に困っていないんですけど(笑)。

 

・・・とここまで色々な理由を例に私なりの意見を述べてきましたが、私が一人暮らしをしたくない最大の理由は、

孤独に勝てないから

です。

 

「何をバカなことを言ってるんだコイツ」と思った人が多数のことと思います。ですが、私はどうしてもこれが理由で一人暮らしを始める気になれません。

よく考えてみてください、大抵の人は生まれてからそこそこの大人になるまで必ず家族やそれに近いコミュニティで生活することになります。家に帰れば誰かがいる。そこに言葉のやり取りが無かったとしても、人は他人の温もりを感じながら成長していくんです。

それがある日突然、家に帰っても誰もいなければ、温もりすら感じない孤独な空間に帰ることになります。誰が帰りたくなるんですかそんな家に、と私は言いたい。

 

私にはちょっとした習慣があります。それは毎日の出来事を親と話すことです。小学校に上がったタイミングからでしょうか、毎日学校であった出来事を親に話すというのが習慣になっていました。今日はどんなことをやった、誰々と遊んで楽しかった、テストでいい点が取れた、など内容は様々です。この習慣、実は現在も続いており、さすがに会社での出来事で毎日話すようなネタは無いですが、ちょっと変わったことがあると、今日はこんなことがあったという会話をするのが自然となっています。かなり特殊な例だとは思いますが、私は毎日何かしらの出来事を誰かに話して共有しないと気が済まないのです。

 

突然ですが、皆さんは小学生の時に「音読」という宿題をやってはいませんでしたか?私も小学生に上がってから卒業するまで、ほぼ毎日行っていました。大抵の人は小学校中学年ぐらいからサボりだすのですが、我が家はこの宿題には厳しく、必ず毎日やっていました。しかも、適当にやるとやり直しまで要求されるという(笑)。なので、私は親とは毎日こうしたタイミングで会話をする機会がありました。

 

では、一人暮らしを始めたときに、私はこれを誰にすればいいの?

そんな習慣なんかやめちまえという声も聞こえてきそうですが、個人的にはこの習慣って自分の一日を振り返ることになっているし、そこで感じた嬉しさ、悲しさ、怒りを誰かに共有することで、心を安定させることができるんじゃないかと思っています。実際に私がほぼストレスなく生活できているのも、これが大きいと思っています。

また、私が話すだけでなく、家族もこんなことがあったという話を聞くうちに、気が紛れたりもします。

なので、これだけは断言できますが、私を一人暮らしという牢獄にぶち込んだら、鬱になって会社に行かなくなると思います。ウサギ並みのメンタルなので(笑)。

以前この話を誰かにしたときに、「だったら早く彼女作ればいいじゃん」というお言葉をいただきましたが、それができれば苦労してないですね。あと、たぶん電話じゃダメなんですわ。面と向かって話すことに大きな意味があるんです。それだったら一人暮らしじゃなくて同棲とかそういう話になってくるじゃん?そしたら一人暮らしじゃないよねっていう(笑)。

 

 

いかがでしたでしょうか?世の中こんな変わった人間もいるんです。

なので、これからも余程のことが無ければこのまま実家で生活するつもりです。とはいえ、今のご時世、男性も家事が出来て当たり前の世の中なので、家の手伝いはしないとですね。まずは包丁を使った料理ができるところからかな・・・?(笑)